らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

最寄り駅前に立ち飲み屋が出来た。感じの良い店なので定着して欲しい。。。


先週、用事があって、平日に、珍しく電車で出かけた。


自転車中心の生活を送っているので気づかなかったけれど、最寄り駅前に立ち飲み屋が出来ていた。


はっきり言って、乗者数が多いわけでもないし、駅前にコンビニすらないショボい駅だ。思いきったなあ、と言う印象だ。


ちなみに、その隣に若者向けのバーがあったはずだがつぶれていた。一年、もたなかったか……。


それでも、帰りに寄ってみよう、とは思った。意地悪な言い方になってしまうけど、次に電車に乗るときに、まだ、この店があるかどうか分からないしーー。


さて、帰り道、午後7時前に、くだんの立ち飲み屋に寄った。まだ、早い時間。お客は一人だけだった。自分が入ったあと、ぽつりぽつりと二人ばかり客が来た。


緑茶ハイと牛スジ煮込みと菜の花の辛子酢味噌和えを注文。全部で800円。センベロ以下の値段だ。さすが立ち飲み屋だな〜。


実は、緑茶ハイって初めて呑んだ。毎日、アイス緑茶をちびだら飲みしてるので試しに注文してみたのだ。


少しずつビール断ちしていこうということもあったので、糖質の少なそうなチューハイを頼んでみたのである。


初めての緑茶ハイは微妙な味だった。そもそも、焼酎自体、呑みつけてないからなあ。


呑んでるときは薄く感じたけれど、家に着く頃には酔いが回ってきた。時間差で効いて来るものなのか? 今まで、ホントにビールばかり呑んできたから分からないなぁ……。


牛スジ煮込みは、綿あめのような不思議な香りがして美味かった。メニューを眺めてたら黒糖を使った料理がチラホラあったので、黒糖の香りかもしれない。


菜の花は久しぶりに食べた。毎年、今ぐらいの季節になると、母親が作ってくれた辛子和えをよく食べていた。


母親も亡くなってしまったし、東日本大震災以来、菜の花は放射能をよく吸うと言う話を聞いてフェイドアウトしていた。酢味噌和えは初めてだったけど、シャキシャキして美味かった。


いつもワンパターンなMEC食だったので、季節のものを食べたのは久しぶりな気がする。


早い時間で客が少ないせいか、店内は静かだった。大型モニターでテレビを流していたけど、音は出てなかった。


店は夫婦でやっているようで、二人とも笑顔は全開だけど口数は少ない。話しかけても来ない。客同士で歓談したりもしない感じ。静かな店だなぁ、と言う印象だ。でも、すぐに好感に変わっていった。


にぎやかな店も良いけれど、そんな店はたくさんあるし、こんな静かな店があれば、落ち着いて一日を振り返れそうな気がする。電車通勤だったら通ってたかもしれない。


黒板には「イス貸し出し500円(この店で一番高い)」、「5人以上のお客様はお断りすることがあります」などと書かれていた。なるほど、一人で静かに呑む店なのだ。それにしても、ユニークだな〜。


ビール断ちを始め、出来るだけアルコールを減らしていこうとか、糖質制限を本格的にやっていこう、などと思ってる矢先だったのでタイミング悪いけど、また、電車で出かけることがあったら寄ってみたい。


好きな店って、儲けを度外視してるところがあるので、長続きしないところが多い。特に今時はチェーン店じゃない個人商店は大変そうだ。それでも、長く続いてくれることを祈る。。。


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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。