- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: アチーブメント出版
- 発売日: 2019/02/12
- メディア: Kindle版
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勝間さんの新刊を読み終わった。相変わらず示唆に富んだ提案のオンパレードだ。
自分のような怠け者で「ネコのように丸くなって暮らしたい」などとほざいてる人間が、なんで勝間さんの本を読んでるのか、不思議に思う人がいるかもしれないけれど、勝間さんは生活を効率よく回そうと日々研究・実践している人なので、自分のような人間にも参考になることが多いのだ。
今回、琴線に触れたコンセプトは3つ。1つは人生をコントロールしていくと言うこと。もう一つは余裕、スラックを持つと言うこと。最後はタイミングを考えると言うこと。
コントロールについて、ちょっと長いけれど引用しよう。
「世の中は思っているよりもずっと柔軟で、 イメージ通りにコントロールができます。
それを忘れてしまったり、あきらめてしまったりすると、 さまざまな環境や都合よく相手を使おうとする仕組みや 制度、人に流されてしまいます。 それはとても危険なことです。 なぜなら、あなたの時間やお金、気持ちを削り取られてしまうから。
ぜひ『最適の方法でコントロールをするぞ』という意志を持ってください。 そしてイメージ通りに時間、お金、人間関係を動かす成功体験を重ねて、 その素晴らしさを体験してください」
何も人生を思い通りにしようなどと大それた事は考えてないけど、なるべくなら想定の範囲内に抑えたいとは思っている。
想定の範囲内だったら、肉体的にもそんなに疲れなくて済むし、精神的にもストレスフルにならなくて済むと思うからだ。
そんなにご大層な人生を送っているわけでもないし、他の人に比べるとかなりシンプルな人生を送ってる方だと思う。
だから、結構コントロールしやすい方じゃないか? と自分では思っているのだ。これからは、人生を、日常生活をコントロールしていくんだ、と言う強い意志を持って臨んでいこうと思う。
次に、余裕、スラックーー。
仕事量はマックスより2~3割間引いて余裕率を確保
余裕率を上げるほど、仕事の成果が上がる
確かに振り返ってみると、ウツっぽくなる時に限って、余裕がなかった気がする。
仕事でも家事でも何でも、効率優先で考えると、つい、まとめていっぺんに片付けてしまおうとしがちだけれど、かえって余裕がなくなってイライラしてしまっていたようなーー。
これからは余裕を必ず持つようにして、いっぺんに詰め込まないようにしよう、と決意した。たとえ二度手間になっても、心の平安の方が優先だ!
最後にタイミング。例えば仕事なんかでも、いきなり他の部署に話を持ちかけたりすると、余計な仕事が増えるんじゃないかと警戒されたりしてうまくいかなかった。
でも、研修で一緒になった時、世間話のついでに話を持ちかけたりすると、案外うまくいったりした。
疑問に思ったりすると、すぐに調べなくては気がすまず、疑問を疑問のままにしておけない人が世の中には結構いるみたいだけれど、すぐに解決しようとしないで、適切なタイミングを見計らってアクションを起こすほうがうまくいくことが多いようだ。
これからは、いきなりアクションを起こす前に、適切なタイミングについて考えてから動くようにしよう。
これは勝間さんも参考にした本。自分はまだ読んでないけど、リンクを貼っておこう。
- 作者: ダニエル・ピンク,勝間和代
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/09/06
- メディア: 単行本
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その他、本書とは関係ないけれど、勝間さんの損切りの早さに感心したことについて書いておきたい。
勝間さんは、もともとヴィーガンで、本書にもその話は少し出てくるけれど、現在は、ヴィーガンにこだわらなくなっている。このことはメールマガジンで知った。ブログでも書かれているようだ。
2018年のお正月に見た、Netflixの「健康って何?」というドキュメンタリーに感化されて始めたヴィーガンですが1年ちょっとたって、やめることにしました。大きな理由は二つあって、一つ目は・当時悩んで...
理由が無くなれば、さっさと止める。有名人には難しいことだと思うけど、あっさり実行に移してしまうところが凄い。日々、アップデートしてる。むしろ、信用度が上がった気がする。
これからも勝間さんの本は読んでいくだろう。次は、音声入力の本を期待したいなぁ。
カテゴリー紹介 #ライフスタイル
ネコのように丸くなって暮らしたい……。
特別な夢や本当にやりたいことは無いけれど、ストレスフリーで快適な毎日を過ごしたい。
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最近は、読書しながら旅でもしようか、ともくろんでいる。
年300万円で、コストのかからない「健康で文化的な最低限度の生活」を目指して試行錯誤中。
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本代に月10万円を使う生活から、ブックオフの100円コーナーや断捨離の季節を経て、蔵書数はほぼゼロ。
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