らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【自転車通勤】時差通勤はなぜ定着したのか? 1時間半、早く家を出たらこんなにも快適だったからーー。


時差通勤は、すっか定着した。これまでは1番遅かった時、朝の7時に家を出ていたけれど、今では、朝の5時半には家を出ている。もともと夜型だったはずなのに。


これには本人が1番驚いている。かといって、特別に努力したと言うわけではない。なんでまた、こんなに、うまくいったんだろうか? 思ったよりも、ずっと快適だったからだ。どんなに快適なのか、書いてみたい。


実際、書き始めてみると、時差通勤の話だけでなく、交通安全の話、そもそも通勤とは何ぞやとか、花粉症の話にまで、話が広がっていってしまった。


もともと、時差通勤を始めたのは偶然だった。たまたま早く起きて、出発したら、夜明けの中を自転車で走るのが、思ったよりも、気持ち良かったからだった。だからもう一度やってみようと思ったけれど、どうせ長続きはしないだろうな、と自分でも思っていた。


長続きしないだろうと思った理由の1つに、始めた時期がまだ寒かったと言うことがある。ちょうど立春の過ぎたあたり。1年で1番寒い時期は過ぎたとは言え、十分に寒い時期だった。寒いのが苦手な1自分にはとても続きそうには思えなかった。


それが続いたのは、朝早い時間帯での自転車通勤がとても快適だったからだ。朝5時半、歩行者、自転車、自動車も、どれも少なく、道路は空いていた。


ただでさえ、クルマの少ないコースを走るよう心がけているので、事故に遭うかもしれないストレスは大幅に減った。


最近の裁判結果をきっかけに、どうすれば安全に自転車通勤できるか、どうすれば自転車と自動車と共存できるのか、考えていたけれど、朝早く家を出るだけで、かなりの部分は解決してしまいそうだった。


そして、通勤のストレスが減ると、一日は、こんなにも楽になるのだ、と言うことにも驚いた。逆に言えば、普段自覚はしてなかったけど、通勤ラッシュで、人は想像以上にストレスを受けていたのだ。これは電車通勤でも同じ、いや電車通勤の方が、さらにストレスフルだろう。


このことに気づいたのは自転車通勤をしている平日じゃなくて休日のことだった。花粉症シーズンは朝早く家を出てスーパーで買い出しをしたりしてるけど、そうするととても快適だったのだ。


平日夜だと休日だろうと、人が少ないと言うだけで、道路や公共空間はとてもストレスフリーになるのだ。


これは道路だけじゃなく、公共施設やスーパーのような商業施設でも同じ。要は、行列や人混みや満員電車や渋滞が苦手なので、と言うことだ。


気づいてからは、在宅ワーカーやフリーランスの人が羨ましくなった。Twitterを読んでいると、通勤とは参勤交代のようなものだ、と言う意見がちらほらあったけど、全くその通りだったのだ。


そして、朝早く移動することで、あまり花粉を吸わなくても済むようだった。今年は、例年に比べて花粉の量が3倍近いと言うけれど、今のところ、去年よりも症状が軽いままだ。こんなオマケもあったのだ。


1時間半、早く家を出て、その分、仕事前にコーヒーチェーン店に寄る。置いてある新聞を3紙読んだり(紙の方が楽だ)、きれいなトイレで用を済ませたり、Twitterやブログをしたりする。


夜の自由時間を、朝に持ってきたような事だけど、不思議と朝の方が、はかどる気がする。これも「朝活」だろうか。


これから夏になって暑くなっていくと、ますます早起きのメリットは大きくなる。もちろんいいことばかりではない。それでも時差通勤は当分続いていきそうな予感がする。


カテゴリー紹介 #自転車通勤 #徒歩通勤

「やまめ乗り」で29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)に乗って自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)を数年継続。

セカンドバイクはクロモリのロードバイク

ブルベ経験有り(SR取得)。

現在は、時々、ウオーキングでの徒歩通勤も始めた。

自転車とウオーキングと交互にして通勤できないかと試行錯誤中!

自転車の教科書

自転車の教科書

自転車の教科書 ー身体の使い方編ー (やまめの学校)

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カテゴリー紹介 #ライフスタイル

ネコのように丸くなって暮らしたい……。

特別な夢や本当にやりたいことは無いけれど、ストレスフリーで快適な毎日を過ごしたい。

人混みと満員電車と行列と渋滞と人づきあいが苦手で、インドア&地元で過ごしがち。

最近は、読書しながら旅でもしようか、ともくろんでいる。

年300万円で、コストのかからない「健康で文化的な最低限度の生活」を目指して試行錯誤中。