らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【自転車通勤】自転車と自動車の共生は現状では困難。とりあえず自衛策として、①通勤コースをカーレス、②時差通勤を実施中!



裁判がきっかけで、自転車が安全に道路を走るにはどうしたらいいか、改めて考えるようになった。


それは、自転車だけじゃなくて、歩行者や他の自転車や自動車も含めて、道路で上手く共生していくには、どうしたら良いか、と言う事でもあった。


最初に、自分の場合、現在は、片道1時間の自転車通勤のみ。休日のロングライドなどは、今はしていない。レース歴と言えば、過去、1年間だけブルベに参戦していたぐらい、と言う立場だ。


いきなり、ミもフタもない結論を言ってしまうと、現状では難しい、自衛するしかない、と言うことになった。


なんで難しいのかと言うと、日本の道路行政では、自転車は邪魔者になってしまっているからだ。


ここまで邪魔者になってしまったのは、ママチャリとロードバイクのようなスポーツ自転車とが、ぐちゃぐちゃになったまま、議論されているからだと思う。


よく、ロードバイク乗りが、外国と日本を比較して、「自転車は軽車両なんだよ!」と主張するけれど、世間一般の人たちと、ちっとも噛み合わないのは、ママチャリの存在があるからだ、と思う。


はっきりと、法律上でも、ママチャリとスポーツ自転車を区別して、ママチャリは歩道を、ロードバイクは車道を走ることにするしかないのではないか。歩道を爆走するママチャリには厳罰をもって臨む姿勢が必要だけどーー。


車道を走るロードバイクと自動車との共生は、さらに難しい。ただ1つ救いなのは、軽自動車が増えていることだ。軽自動車が増えたおかげで、道路が広く使えるようになって、自転車通勤は随分楽になったことを実感している。


それでも、これから高齢者ドライバーが増えていくことで、アドバンテージは無くなっていきそうだ。正直、最近は何度か怖い思いをしている。


軽自動車ならまだしも、自動車、特にロードバイクとトラックとの共生は、かなり絶望的なのではないか、と思ってしまう。



トラックは、主に、平日、生活のために走っている。主に、休日、趣味で走るロードバイクとは相性が悪そうだ。うっかり遭遇すると、お互い「文化が違う」気がしてしまうのではなかろうか?


自分は自動車乗りの立場なのだが、そう言う自分でさえ、自転車通勤してるライダーとサンデライダーとでは、正直、交通安全に対して温度差を感じることがある。


1年間を通して走り続ける自転車通勤では、どうしても、事故に遭わないこと、転倒しないこと、メカトラブルを起こさないことが優先になっていく。


サンデライダーのように、スピードを出すことや楽しむことは二の次になっていく。もちろん、自分を含め、ジテツウ者がサンデライダーよりもマナーが良いとは限らないけどーー。



ただ、この問題は2040年には解決しているのではないかと思う。今よりも人口が3,000万人ほど減っているからだ。生産人口だって、大きく減っている。自転車もトラックもほどよく減って、走りやすい道路になっているかもしれない。


昔、小学校のクラスの人数が多すぎると問題になっていたけれど、少子化が進んで、その問題など、どこかへ行ってしまったようにーー。


かといって、2040年まで、ずっと待っているわけにもいかない。それまでは、今よりも、ずっと道路は混乱していくのではないだろうか。結局は自衛するしかないよなぁ……。



自分の場合、自衛策を2つ実行している。1つは、なるべくクルマが通らないコースを走ること。もう1つは、時差通勤をして、通勤ラッシュアワーを避けることだ。


以前から、通勤コースについて、意識はしていたけれど、最近は、さらに徹底するようになった。幸い、通勤は、ロードバイクではなく、マウンテンバイクでするようになったので、オフロードも走れるのが強みになっている。


時差通勤は、偶然、始めたようなものだったけど、本人も驚くほど、あっさりと定着してしまった。



道路上で、いつ事故に巻き込まれるかもしれない、と言うリスクは、気づかない人が多いけど、思ってる以上にストレスがかかっている。自分も最近気づいたばかりだけどーー。


とは言え、道路を交通しないわけにはいかないので、せいぜい自衛するしかない、と覚悟を決めた。そして、将来、住むところを決めるときは、事故に遭いにくい街かどうかも考慮することにしよう。


カテゴリー紹介 #自転車通勤 #徒歩通勤

「やまめ乗り」で29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)に乗って自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)を数年継続。

セカンドバイクはクロモリのロードバイク

ブルベ経験有り(SR取得)。

現在は、時々、ウオーキングでの徒歩通勤も始めた。

自転車とウオーキングと交互にして通勤できないかと試行錯誤中!

自転車の教科書

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自転車の教科書 ー身体の使い方編ー (やまめの学校)

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