らくだのライフハック

【歴史】複数の小説・マンガを脳内リンクしながら読んでいく楽しさについて


図書館で『へうげもの』を借りてきて読んでいる。戦国武将の古田織部が主人公。茶道や数寄で有名だ。

へうげもの(1) (モーニングコミックス)

へうげもの(1) (モーニングコミックス)


読んでいたら、公家で近衛信伊と言う人物が出てきた。どこかで聞いたなあ、と思いながら読んでいると、この近衛信伊が大食いである、と言うエピソードが出てきた。ああ!


この人、『イシュタルの娘』で、小野於通の旦那な人だ。小野於通は、教養、特に書道を武器として、戦国時代をフリーランスで渡り歩いた才女。実在の人物だ。於通の思い人が、さっきの近衛信伊。ただ、この関係はフィクションである、と作者の大和和紀さんも後書きで書いていた。


近衛信伊は、『へうげもの』ではヒゲのおっさんだけど、女性マンガの『イシュタルの娘』ではイケメンだ。このギャップには、ちょっと笑ってしまう。


でも、『イシュタルの娘』でも、近衛信伊は、たいそう大食いであったと言うエピソードが出てくる。両方の作品に出てくるぐらいだから、史実なのかもしれない。


念のため、ウィキペディアで調べてみたら、大食いの記述は無かったけど、大酒飲みではあったようだ。

  • 近衛信尹 - Wikipedia

  • 歴史好きにとって、こんな風に、作品と作品が思わぬところでリンクしているのを発見すると、思わずニヤリとしてしまう。


    そう言えば、『イシュタルの娘』も、小野於通って、池波正太郎の『真田太平記』に出てきてたよなあ、と思いながら読み始めたのだった。

    真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

    真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)


    実を言うと、『へうげもの(全25巻)』は、最初に21〜25巻を読んで、次に16〜20巻を読み終えたばかりだ。


    もちろん、1巻から順番に読んでいきたいのはやまやまなんだけど、1〜10巻あたりは、もうすでに誰かが借りてしまっていたのだ。


    この図書館では、基本的にシリーズ完結したマンガしか置かない方針で、購入したら、一気に25冊全部棚に並べてしまうので、早い者勝ちになる。だから長いシリーズだと、終わりの方が棚に残っているわけだ。


    順番に1巻から読んでいこうとすると、かなり待たされることになるので、終わりから読むような変則的な読み方になってしまった。この手のことはよくある。1回に借りられるのは5冊までだし。


    まあ、タダで読めるんだから、文句も言えない。第一、マンガを置いてくれる図書館自体、貴重な存在なのだ。


    ところで、『へうげもの』は16〜25巻まで読んだわけだけど、小野於通は出てこなかった。1〜15巻を読んでも出てこないかもしれないなあ。


    でも、代わりと言ってはなんだけど、出雲の阿国は両作品にけっこう出ていた。『へうげもの』の方では、意外な人物とくっついてたりする。


    あるキャラが別の作品では、どんな風に取り上げられているかを読むのも、歴史小説・歴史マンガの楽しみだ。


    例えば、織田信長は、司馬遼太郎の『国盗り物語』に出てくるのが一番好きだし、明智光秀は『信長の忍び』に出てくるキャラが好きだ。

    信長の忍び 1 (ジェッツコミックス)

    信長の忍び 1 (ジェッツコミックス)


    ついでに本能寺の変の謎については、『最後のレストラン』説が一番、しっくりくる。いろいろ読んで脳内リンクしていくのが楽しみだ。


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