らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【自転車通勤】自転車ばかり乗っていると足の骨が弱くなる⁈


一昨日は徒歩通勤。約15.5㎞を2時間半程度で歩いた。今度の三連休のうち、どこかで、家から駐輪場まで歩いて、自転車を回収して乗って帰ることになる。


徒歩通勤は、去年の9月から始めて、25回目ぐらいになる。ナイキのランアプリで記録してるはずなのだが、途中でうっかりアプリを終了させてしまったりすることが2〜3度あったので、正確な回数は分からなくなってしまった。


通常は2台のマシンで自転車通勤をしていて、平日の帰り、週に1回、歩いて帰り、土日に、置いてきた自転車を回収するために、駐輪場まで歩いて行く。今のところ、週に2回のペースでやっている。


来月、花粉症シーズンになったら、徒歩通勤はしばらく休み、5月の連休以降になったら再開しようと考えている。再開して軌道に乗ったら、回数も増やしていきたい、と。


結局、自分の場合、自転車からウオーキングへとシフトしていこうとしている。ここ数年間、自転車が生活の中心で、ロードバイクと29インチのマウンテンバイクの2台を所有し、雨の日も風の日も自転車通勤をしてきた。


丸一日、川沿いのサイクリングロードをどこまでも走って海まで行ったりしたこともあった。過去、1年間、ブルベに参戦したことも有り、一応、スーパーランドナーのメダルももらっている。文字通り、自転車にハマった数年間だった。


それなのに、自転車からウオーキングへシフトしようとしてるのは、自転車ばかり乗っていると、足が弱くなる、と言う不安があるからだ。


自転車は、ランニングと違って、足首やヒザを傷めることのない、素晴らしいスポーツである反面、座りっぱなし、言わば無重力状態で運動をしている。ウオーキングやランニングだと、絶えず足の裏を地面に打ちつけているので骨も丈夫になるようだけど、自転車ばかり乗っていると、足の骨が弱くなってしまうようなのだ。

自転車の教科書 ー身体の使い方編ー (やまめの学校)

自転車の教科書 ー身体の使い方編ー (やまめの学校)


マッチョなケイリンの選手でさえ、たまの休日、「女房の買い物に付き合って歩き回ったから、身体の調子がおかしい」てことは、あるある話のようだ。自分の場合も、ブルベで600㎞を走ったりしてるのに、ちょっと歩いただけで、すぐにヘバってしまうのを不思議に思っていた。


思えば、どんなスポーツでも、トレーニングでランニングぐらいはする。自転車乗りは、唯一、ランニングをしないアスリートなのかもしれない。


まぁ、自分自身、歩くなんて、かったるいと思ってたし、ランニングするぐらいならロードバイクで飛ばしたい、と思っていたから、エラそうなことは言えない。


もう一つ、ウオーキングにシフトしようとする理由は、母親の死が原因だ。「人間、歩けなくなると、死んでしまう」。今でもトラウマになっている。


母親は数年前、肺の病気で亡くなってしまったけれど伏線があった。階段で転んで尾てい骨にヒビを入れてしまい、ひと月ほど寝たきりになってしまったのだ。それ以来、めっきりと衰えた。今にして思えば、あれがターニングポイントだった。


母親は普通の人よりも、むしろ健康に気を使っている人だった。それだけに、一ヶ月歩けなかっただけで、致命傷になってしまったことに深い驚きを覚えたものだった。「ともかく、歩かなければ」と刻みこまれてしまった。自転車にどれだけ乗ろうが、ジム通いをしようが、歩けなければ意味が無い、と。


時々、お年寄りが、ふらふらと危なっかしく自転車に乗っているのを見ると心配になる。

歩くのがシンドいから自転車に乗る。

ますます足の骨が弱くなる。

事故・転倒が起こる。

寝たきりになる。

こんなスパイラルに足を踏み入れてるような気がするのだ。


せめて自分だけでも、自衛して、自転車からウオーキングへシフトしていこうと思う。自転車は、今、所有している29インチのマウンテンバイクとロードバイク、この2台を乗りつぶすことで打ち止め。10年ぐらいかかるのかな? その間、ゆっくりとウオーキングへシフトしていこう。


カテゴリー紹介 #自転車通勤 #徒歩通勤

「やまめ乗り」で29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)に乗って自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)を数年継続。

セカンドバイクはクロモリのロードバイク

ブルベ経験有り(SR取得)。

現在は、時々、ウオーキングでの徒歩通勤も始めた。

自転車とウオーキングと交互にして通勤できないかと試行錯誤中!

自転車の教科書

自転車の教科書