らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

寒いのが苦手じゃなくなってきたら、酷暑も花粉症も無い北海道が気になってきた。梅雨と台風も無いのかな?


空き家一歩手前の一軒家に住んでいる。せめてゴミ屋敷にはならないよう努力はしてるけど、遠からず限界に達するだろう。新築はおろか、リフォームするだけの甲斐性も無い。さて、どうするか? 


時々、考えてはいるけれど、まだ、結論は出ない。出ないけれど、少しずつ方向性は見えてきたような気がする。まぁ、方向性ってのは大げさで、「これは自分には無理だ」てのが、だんだん分かってきただけなんだけど。自給自足に憧れてたけど、とても自分には無理だ、と分かったようにーー。


一軒家かアパマンか、持ち家か賃貸か、と言う問題もあるけれど、日本のどこに住むか? て問題も考えなければならない。仕事を辞めてしまったら、今住んでいる場所に居なければならない理由は全く無くなってしまう。人付き合いは悪いし、ここでなければ出来ないことも無い。寂しい人生じゃな、と気持ちがダウンすることもあるけれど、身軽と言えば身軽だ。その気になれば、どこへでも行けてしまうのだ。


ずっと、今と同じ場所に住み続ける、と言う選択肢以外の事を考えてしまうのには、他にも理由がある。最近は夏がシンドくてたまらないのだ。あれほど夏が好きで、寒いのが苦手だったのに、今では逆転してしまった。これは、つい最近、はっきりと自覚したことだ。


だいたい、同じ関東の熊谷市が41.1℃って、何なんだろう? 観測史上最高って、沖縄よりも暑いのか。今年、ジャカルタアジア大会があったけど、関係者が口をそろえて言うには、赤道直下のジャカルタよりも東京の方が暑いそうな。ジーザス!


クーラーが苦手なので、いちおう部屋についているクーラーは、壊れたままになっている。これまでは、クーラー無しで夏を乗り切っていることが密かな自慢だったけれど、さすがに、ここ2〜3年は、身の危険を感じるようになってきた。このまま年を取っていったら、いつかは、寝てる間に熱中症で死にそうだ。


夏の暑さ以外に、花粉症の問題もある。舌下免疫療法を始めたときは、これで移住のセンは無くなったか、と思ったけれど、次の年は花粉の量が多い年で、点眼液・点鼻薬の世話にならざるをえなかった。だいぶ症状は軽くなって、以前よりは楽になっては来てるけど、この時期は、どうしても消極的になってしまう。


花粉症の無いところに住みたい、と考えると、日本では、北海道と沖縄の二択になってしまう。で、夏、暑くないところ、となると、あっさり北海道となってしまう。寒いのが苦手なので、「ナイナイ」のはずだったのだが、つい、最近、寒さに強くなっている自分、夏よりも冬が好きになっている自分に気づいて、びっくりしてしまった。現実味を帯びてくると、さすがにビビる。


一時期、断捨離やらミニマリストやらにかぶれたおかげで、持ち物は極端に少なくなって、がらんとした部屋に住んでいる。スマホさえネットにつながるなら、どこにでも住んでいける。本やマンガや音楽や映画も、スマホさえあれば何とかなってしまう。それで、ビールさえ飲めれば。北海道を通り越して、外国へ行ったっていいのだ。また、ちょっとビビる。以前よりも本気になってきてるのかもしれない。


さすがに海外移住まで来ると現実味が無くなってくるけど、「ここじゃなくてもいいんだ」と思うのは、何とも落ち着かない気分だ。そのうち、「いつまでここに居るんだ?」と変わってくるんだろうか。


すぐに仕事を辞めて移住するような行動力は、これっぽっちも、ありゃしないので、しばらくは北海道に注目しつつ、のんびりとナマケていようと思う。そのうち何か転機が訪れるだろうからーー。


カテゴリー紹介 #ライフスタイル

ネコのように丸くなって暮らしたい……。

特別な夢や本当にやりたいことは無いけれど、ストレスフリーで快適な毎日を過ごしたい。

人混みと満員電車と行列と渋滞と人づきあいが苦手で、インドア&地元で過ごしがち。

最近は、読書しながら旅でもしようか、ともくろんでいる。

年300万円で、コストのかからない「健康で文化的な最低限度の生活」を目指して試行錯誤中。