旬の魚は、タラバガニ、ヒラメ。
旬の野菜は、ミツバ。
すっかり冬らしくなった。朝起きれば寒いし、顔を洗えば冷たいし、新聞を取りに外へ出れば吐く息が白い。でも、寒いのは苦手なはずなのに、今年の冬は、何だか機嫌良く過ごしている。
思えば、去年は、何だか秋が心地よくて、やたらと「秋が好き!」とブログに書いていた。自分でも、しつこすぎかな? と思うほどだった。ちょうど29インチのマウンテンバイクに夢中になり始めた頃で、休日は、紅葉や木漏れ日あふれる森の中を走り回って、ご機嫌サンだった。
けれども、今年は、さっぱり秋に不感症で、何も感じないまま、すっと過ぎ去ってしまった。自分でも、良くわからない。暖冬で、季節の変わり目が、イマイチはっきりしなかったからだろうか?
今年の秋の収穫と言えば、好物のラフランスを、毎日、食べたぐらいだろうか。ちょっと高いので自粛していたけど、節約生活も少しユルめたので、今年は思い切り食べてみた。う〜ん。悔いなし!
秋の思い出と言えば、それぐらいで、もう、心はすっかり冬モードだ。暖冬から、一気に最低気温が0℃あたりまで下がったけれど、不思議とそれが嫌じゃない。
朝、起きてから、凍えるような冷たい水を手ですくって顔を洗ったり、鼻うがいをしたりして、冷たい空気に触れるのも、すっきりして良い感じだ。
朝、自転車通勤中、冬枯れの田んぼに霜が降りて白っぽくなっているのが、太陽の光で溶けて反射するのを見るのも趣がある。
自転車通勤後、駐輪場トランクで、ガスヒーターに背中をあてて、暖まりながら着替えるのも、いとをかし。
あんなに寒がりだった自分の、この変化は、いったい、どういうことだろうか? 思えば、今年の夏が暑すぎたからなのかもしれない。まさしく、災害級の酷暑だった。沖縄ではなく、関東で最高記録の41.1℃を更新してしまったし。今年はジャカルタでアジア大会があったけど、赤道直下のジャカルタよりも東京の方がよっぽど暑かった、と関係者はみんな言っていた。
酷暑の夏、クーラーの効いた図書館にたどり着いたときのホッとした気分よりも、寒い冬、暖房に当たってる時のじんわりとした気分の方が、小さいけれど確かな幸せだ……。
— rakuda95 (@rakuda951) 2018年12月15日
もう、今の自分は、夏よりも、冬の方が過ごしやすくなっているのだろう。去年、突然、秋が好きになったときは、オレも、そろそろ年なのか……、などと思ったもんだけど、今年は、秋を飛び越して、すっかり冬ラブになってしまった。
寒さに対して、あまりビビらなくなってきたのは、数年間に渡って、自転車通勤をやってきたおかげで免疫が出来てきたことと、去年の記録的な寒さを乗り越えることができたのが自信につながっているようだ。実際、いきなり0℃まで気温が下がったことがあったけど、なんてことも無かったし。
最近は、もし、地方へ移住するなら、北の方が良いのかな、などと思ったりもするようになった。ハワイみたいな、一年中、初夏みたいな所に住んでみたいと思ってたけど、今年の暖冬の11月を過ごしてみると、何だかボケてしまいそうな気がしてきた。
移住についてはともかくとして、とりあえず、今年は冬を楽しもう。マイ予報では、寒い冬になるし、雪も降りそうだし……。
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