朝日新聞を読んでいたら、大阪から逃走した犯人が捕まったけれど、逃げている間、自転車で日本一周中を装っていたようだ。おまけに、高知では警察官から職務質問を受けていたのに気づかれず、愛媛県庁にいたっては、自転車新文化推進課でプレートを作ってあげていたそうな。職員はパソコンで「日本一周中」と書いて、県のゆるキャラのイラストもつけて、印刷したものをラミネート加工して、渡してあげたと言う。
関係者には、お気の毒だけど、笑ってしまった。その犯人、犯罪者だとわかってなければ、妙に愛嬌のある顔をしていて、それがまた笑いを誘ってしまうのだ。それにしても、困ったねーー。
こんなふうに、自転車を犯罪に使われると、自転車乗りとして、肩身が狭いような気がしてくる。何しろ、自転車乗りって、けっこう、年齢層が高い。ロードバイクはクルマほどじゃないにしろ値段が高いし、必要な道具を揃えていったら、さらに金がかかるので、若い人には参入しにくい趣味だ。
そういう、ちょっと年を食った人が、自転車に乗ってフラフラしてる。エイリアンみたいなヘルメットをかぶって、怪しげなサングラスをかけて、ピチピチのタイツを履いている。確かに、ちょっと怪しい(笑)。今回の事件があってから、ますます怪しく思われてしまうんじゃないなのか?
こんなことを考えていたら、同じ朝日新聞の夕刊の4コマ漫画で、真面目に日本一周している自転車乗りが、疑われやしないかとビクビクしているネタがマンガになっていた。笑い事じゃないけど、笑ってしまうなあ……。
それにしても、愛媛県には「自転車新文化推進課」と言うすごい名前のセクションがあったのだなぁ。自転車と言うアイテムを使って、エコロジーでスローライフな新しいライフスタイルを提案していきたかったのかなと思う。とても先進的な試みだったけど、こんなふうに犯罪に使われてしまったのがとても残念だ。
そもそも、自転車は、ドライバーからは、ちょろちょろと邪魔だと思われ、歩いている人からは危ないと嫌われ、身の置き所が無い。実際、乱暴な乗り方をする奴が多いのも事実なんだが……。
自転車は、車道を走ることにはなっているけど、現実には車道を走っても、歩道を走っても、邪魔にされる。どうにも鬼っ子のような扱いを受けている。今回の犯罪で、ますます肩身が狭くならなきゃいいんだけど。まぁ、自転車乗ってる奴が全てよい人とまでは言わないけどねーー。
カテゴリー紹介 #自転車通勤 #徒歩通勤
「やまめ乗り」で29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)に乗って自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)を数年継続。
セカンドバイクはクロモリのロードバイク。
ブルベ経験有り(SR取得)。
現在は、時々、ウオーキングでの徒歩通勤も始めた。
自転車とウオーキングと交互にして通勤できないかと試行錯誤中!
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