昨日の夜は久しぶりに、ぐっすりと眠れた。
一昨日、一昨々日はジト暑で、久々の熱帯夜だった。
ただでさえ寝苦しい上に、おもしろい本を手に取ってしまったもんだから、すっかりと寝不足になってしまった。
昨日の夜はちゃんと眠れて良かった……。
読んでいたのはーー。
ビブリア古書堂の事件手帖5 ?栞子さんと繋がりの時? (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/04/08
- メディア: Kindle版
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ビブリア古書堂の事件手帖4 ?栞子さんと二つの顔? (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
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ちょっとだけ、と読み始めて、止まらなくなる。
その次は、ライトノベルだから、すぐに読み終わるよな、中途半端な状態で寝ようとするよりは、少し寝不足になっても、最後まで読んですっきりしてから寝た方が精神的に良さそう、などと言い訳しながら最後まで読んでしまった。
もちろん、それなりに時間はかかったし、しっかりと寝不足にもなった。
おもしろい本と言うのも、読み過ぎると毒になるようだ。
この辺りは酒と似ているかもしれない。
ちなみに、ビブリア古書堂の事件手帖シリーズは、全7巻で完結している。
去年の内に、とっくに大団円を迎えているのだが、例によって情報弱者の自分は、つい最近知って、慌てて7巻を読んだばかりだった。
さすがに1年も経っていると、図書館にリクエストしても待たずに読めたのはありがたかった。
情弱も悪いことばかりではないなあ(笑)。
で、7巻を読んだあと、7→6→5→4と読み進めているところだ。
この後は、3→2→1と読んでいく。
こんな読み方を、自分は「逆読み」と読んでいる。
普通、7巻が出たら、7巻を一度読み、今度は、1→7と読んでいくのが普通ではあるまいか。
でも、実際は、3巻が出ると1→3と読み、5巻が出ると、1→5と読みと繰り返して、1巻、2巻あたりは何度も読んでしまうことになって、新鮮味がなくなってしまう。
そこで、逆読みだ。
ラストシーンを読んでから、時間を遡っていく。
7巻シリーズぐらいになると、うろ覚えになるキャラクターや、まだらボケになってしまう設定などが出てきてしまうけど、遡って読んでる内に、「ああ、このシーンか」と言った感じで分かってくるのだ。
栞子さんと大輔君のカップリングも、逆読みしてると、どんどん初々しく、もじもじ度が上がっていくのが微笑ましい。
あんまり、こんな読み方をしてる奴は聞いたことがないけれど、一度、試してみると、おもしろいよ!
歴史を現代から昔へ遡って書いた歴史本もあると言うし。
何度も読んだシリーズ本しか手元にない時なんかにオススメ。
子どもの頃、田舎へ遊びに行って退屈した時なんかに、こんな読み方を覚えた気がする。
果たして、栞子さんは、こんな読み方をどう思うだろうか?
真面目な人だから、あっさり否定されそうな気もする……。
カテゴリー紹介 #読書のお作法
本と本にまつわる日常生活の話。
本代に月10万円を使う生活から、ブックオフの100円コーナーや断捨離の季節を経て、蔵書数はほぼゼロ。
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