コミックエッセイを読むのが好きだ。
図書館で借りられるのも良い。
(単行本扱いだと図書館で借りられるのだ)
コミックエッセイを読んでいると、海外旅行や海外在住、外国人との結婚ネタが多い。
そう言えば、なぜか女性作家が圧倒的に多い。
トルコと言えば、真っ先に浮かぶのが高橋由佳利さんのシリーズだ。
トルコで私も考えた ジェネレーションズ (愛蔵版コミックス)
- 作者: 高橋由佳利
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/06/25
- メディア: コミック
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濃くて暑苦しいけれど、人情味たっぷりのトルコ。
もし、旅行するなら、こういう親日的な国へ行きたいもんだ、と思ったっけ。
その一方で、本書は、現在のリアルなトルコを教えてくれる。
- 作者: 市川ラク
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/12/11
- メディア: コミック
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テロが起きたり、クーデターが起きたり、トルコも安全な国ではなくなっていた。
そんな非常時でも、普通の人は、普通にたくましく生活していくのだ。
タバコを吸う場所を変えたりはするけど。
食堂の安すぎる鶏肉について、語学学校の先生が「それはチキンではない カモメよ」と言い放つシーンが微笑ましい。
学校の話題で、トルコはクーデターやってるけど、メキシコではテロがない代わりにマフィアがいたり、イラクでは一部で戦争やってるから似たようなもんだったり、てエピソードがリアルだ。
その他、『キャプテン翼』がよく知られていたり、ネット情報で中国と韓国と日本は仲が悪いと思われてたり。
確かに、ネットで情報収集してると、トルコ人から見れば、中国と韓国と日本は罵り合ってるように見えるんだろうな〜。
ネット情報をうのみにするのは止めたほうが良さそうだな……。
無宗教の日本人としては、イスラム教に限らず、神を信じてる感覚ってのが、イマイチ良く分からなかったけど、「元気がない時 突然アラーの話をし出すルームメイト」の場面を読んで、ものすごく腑に落ちた気がした。
ごく普通の、トルコの若い女の子の宗教観って、日常生活レベルでは、こんな感じなんだろうなあ。
日本人だって、ピンチになると、思わず、神様! ってなるしねーー。
続編もあるようなので、こちらも読んでみるつもりだ。
イスタンブールには、なんで余裕があるのかな。 (ビームコミックス)
- 作者: 市川ラク
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/07/12
- メディア: コミック
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