先日、朝日新聞の記事で、「捨てられる新品の服「年10億点」」とあった。
もったいね〜。
「捨てるくらいなら、オレにくれ」とは誰もが思うことだろう。
あと、捨てるぐらいなら、開発途上国にでも送れば良いのにともーー。
まあ、でも、送料の方が、高くつくんだろうね。
それに、タダで配ったり安売りしたりすると、ブランドのイメージも壊れるしね。
結局、処分するのが一番、手っ取り早いわけだ。
それにしても、10億点……。
もっとも、この事については、偉そうなことは言えない。
ファストファッション、特にユニクロを愛用しているし、ヘビロテで着ては、消耗したら、すぐ更新、とサイクルも速い。
だいたい、ワンシーズン使ったら、翌年には更新する。
使い捨てだ、と非難されてもしかたのないところがある。
しかさ、言い訳をさせてもらうと、そもそも、ファストファッションの服は、ワンシーズンしかもたない。
それに、服も、年々、進歩している。
薄く、軽く、早く乾く、涼しい、あるいは暖かい。
何より、ストレッチが効いている。
一度、快適さを覚えてしまうと、元には戻れない。
前々から感じてることだけど、例え、ブランドものでも、「一生もの」はあり得なくなってしまっている。
定番の、例えば、トレンチコートのようなものでも、年々、アップデートされて、デザインは微調整されている。
昔のトレンチコートなんて、ほとんど鎧のようにゴツいし。
ワンシーズンしかもたないファストファッションの服を、毎年、更新していると、職場で、ノートパソコンをリースしていることが頭に浮かぶ。
今時は、パソコンを買って、ずっと使い続けることは珍しい。
数年に一度は、新バージョンのOSやソフトの入った新しいパソコンがやってくる。
また、色々、覚えなきゃいけないのかよ、とブツブツ言うものの、なんだかんだ言って、使いやすくなっている。
古いパソコンを使い続けよう、て人間はいない。
パソコンのリースの場合、古い機種は、業者が引き取っていくけれど、服の場合は捨てざるを得ない。
なので、罪悪感が生じることになる。
この点、ユニクロの全商品リサイクル活動は、罪悪感を感じなくてすむ。
ユニクロだけでなく、他のアパレルもやって欲しいサービスだ。
江戸時代なんかは、着物を何度も仕立て直し、リサイクルしたり、リユースしたりしたんだろう。
そういうのも憧れる。
でも、憧れるだけだよなあ……。
まあ、ユニクロの服を、ワンシーズン、ヘビロテで着て、リサイクルに出して更新する、てパターンは、しばらく続きそうだ。
制服化が進めば、同じものを、必要なだけ、買い足していけば良くなるしーー。
カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。