先日、歯医者へ。
歯の検診と歯石取りだ。
かれこれ半年ぶりだった。
去年は、虫歯をきっかけに、詰めものしてある歯、かぶせてある歯、差し歯など、大規模治療をやった。
恐る恐る行った感じだけれど、歯科衛生士さんから、よくブラッシングできている、とお褒めの言葉を頂戴して、とりあえず、ホッとした。
糸ようじ、歯間ブラシ、電動歯ブラシ、ジェットウォッシャーに舌ブラシまで駆使して歯磨きしてるのだ。
これでダメ出しされたら、せつなすぎる。
とは言え、時々、飲んだ時など、歯磨きしないで寝てしまうこともあったので、内心はビクビクしていたのだった。
安心した直後、「でも……」と言われて、再び、ドキリとする。
どうやら、右上奥歯が良く磨けてなかったようだ。
一番、奥にある上、親知らずで斜めになってるし、噛み合わせの所が凸凹してるので磨きにくいのだ。
電動歯ブラシをもってしても、駄目だったか……。
その後は、プチ拷問のような歯周病検査。
痛くて飛び上がるほどではないけれど、ちくちくちくちくと歯と歯ぐきの間に針を突っこまれる。
最後に、歯の掃除と何やらのコーティングをすることになった。
(正確には、コーティングと言う言葉は使わなかった。説明してくれたけど、ほとんど、わからなかった)
ただ、歯の掃除だけで、時間がトータル一時間たってしまったので、コーティングは次回に持ち越しになった。
出直すことになったけど、これ以上、ぶっ続けにやられてシンドい思いをするよりは、次回持ち越しの方がありがたかった。
人間ドックの時もそうだったけど、病院と言うところは、ただ居るだけで体力を消耗してしまう。
あまり長居したい場所ではない。
次回の日程は、後で電話することにして、治療代を支払い、逃げるようにして引き上げた。
前もって検索してあった牛カツ屋へ行って、生ビールも飲もう。
頭には、それしか思い浮かばなかった。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。