もう夏のような天気が続いている。
基本、シャワーのみで、湯船にはつからない生活をしているので、暑くなるのはありがたい。
このシャワー生活は去年から始めた。
風呂を沸かしたり、掃除をしたり、風呂釜が壊れたら、びっくりするほどの修理代が出たり、風呂関係は負担が大きいものだった。
そんなわけで、将来的なことも考えて、シャワーオンリーに切り替えていた。
「日本人なら風呂でしょ」とか「湯につからないと疲れがとれないよ」て意見もあったけど、結果的にスルーした。
風呂に入ること自体は好きだったけれど、風呂にまつわる数々の負担を、この先ずっと抱えていかなくてはならない、と思うと、そこまでして風呂に入らなくても、と感じたのだ。
実際、湯船につからなきゃ、と思うと面倒くさくて、ちょくちょくサボったりしていた。
シャワー生活になってからは、むしろ、ほとんどサボることもなくなっている。
それに、湯につかるよりも、睡眠時間を増やした方が、疲労回復には良い、と思っていることもあった。
さらに加えて、去年から「ヒートショック」が話題になり始めた。
浴室で、温度差が激しすぎると、心筋梗塞や脳卒中が起こりやすくなる。
お年寄りだけがなるものかと思っていたけど、そうでもなさそうなのだった。
真冬はシャワーだけでは辛くなるのでは? と思っていたけど、案外、そうでもなかった。
自転車通勤で帰宅した時は、身体がほてっていたし、浴室に電気ストーブを持ちこむことで、特別ストレスを感じることなく乗り切ることができた。
意外だったのは、休日だ。
平日、運動直後なら寒さを感じずにすんだけど、のんびりと過ごした休日の夜になると、電気ストーブを持ちこんだだけじゃ、ちょっと寒かった。
休みの日は、明るうち、早いうちにシャワーを浴びるようになった。
それでも、シャワー生活は、このまま継続していくつもりだ。
シャワーだけになってから、日常生活が楽になったことは実感している。
もう、風呂掃除をやらなくてすむ、もう、くさくなったお湯につからなくてすむ、と思えるだけで、ありがたい。
ヒートショックにもならなくてすみそうだし、あとは、また冬になったら、風邪をひかないように注意! だな。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。