らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

豆乳メーカーを使わないことにした、いくつかの理由


豆乳メーカーの「アピックスの豆乳&スープメーカー」を使うのを止めることにした。

  • Amazon | APIX 豆乳&スープメーカー レシピブック付き ベビーピンク ASM-294-PK | アピックス | スープメーカー

  • 一番の理由は、なぜか、豆乳メーカーで作った自家製豆乳で豆乳ヨーグルトを作ろうとしても固まってくれなかったことだ。

    温度や時間を変えて試してみてもダメだった。

    検索しても、似たようなケースは見当たらない。

    面倒くさくなってしまった。


    二番目の理由は、自家製豆乳は思ったよりも作るのが大変だった、と言うことがある。

    Amazonのサイトだと、乾燥大豆をセットすればできることになってるけど、品物に付いてきた説明書を見たら、一晩、水につけろ、と書いてある。

    はっきり言ってサギだ!

    クレーム言うのも面倒なので泣き寝入りしてしまうけど。

    しかも、一晩、水につけただけだと、豆が硬いのか、おからの粉にならずに豆の切片が残っていた。

    丸一日、水につけないと、きれいな粉にはならなかった。

    つまり、豆乳を作りたいときは、丸一日前に、大豆を水につける必要がある。

    計画性のない人間には面倒なことだった。


    三番目の理由は、豆乳メーカーの掃除が大変だったことだ。

    おからの粉は、器械の凹凸や網の部分にこびりついて、落とすのに骨が折れた。

    て言うか、汚れを落とせてなかった。

    ステンレスのたわしを使ったりしたけど、それも面倒なことだった。


    四番目の理由は、豆乳を作ると、もれなく、おからが発生するけど、おからの始末に困る、と言うことだった。

    いろいろ試してみると、どぶろくに入れるのが、一番、マシだった。

    それでも、次から次へと出来るおからには、ため息をついた。

    なまじ栄養価が高いので捨てるのもためらわれた。


    五番目の理由は、あまりコストダウンにつながらなかったことだ。

    大豆は、ふるさと納税で取り寄せたものを使っていたけれど、もし、これを買っていたら、スーパーで豆乳を買っているのと、値段的にはには変わらなかった。

    むしろ手間暇かかる分だけコスト高だ。

    資本主義による大量生産のおかげで、安く豆乳が手に入るのである。


    そんなわけで、豆乳メーカーからは撤退することにした。

    もったいない気もするけど、これから死ぬまで、同じことを繰り返すのか、と思うと、うんざりする。

    とっとと損切りした方がマシだ。


    これからは、自家製発酵にはこだわるけれど、それ以外のことは、こだわらないようにしよう、と思う。

    だから、自家製納豆の製作については、こちらも上手くいってないけど、もうしばらく続けてみよう、と思う。

    自家製発酵の食べ物は不思議と飽きない。

    自分の身体や家の中の常在菌で発酵させた食べ物は、身体が喜ぶのであろう。

    他の人が食べても、美味いとは思わないだろうな、と言う気がする。


    そして、自家製発酵以外のことには手を出さない。

    アピックスの豆乳&スープメーカーにはミキサー機能が付いていて、これを使えば、自家製のマヨネーズができるのでは、と思っていたけど、今回の教訓を得て、手を出すのは止めることにした。

    スーパーでも、ほぼ無添加のものが手に入るのだ。

    発酵だけに専念しよう、と思う。


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    空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。