豆乳メーカーの「アピックスの豆乳&スープメーカー」を使うのを止めることにした。
一番の理由は、なぜか、豆乳メーカーで作った自家製豆乳で豆乳ヨーグルトを作ろうとしても固まってくれなかったことだ。
温度や時間を変えて試してみてもダメだった。
検索しても、似たようなケースは見当たらない。
面倒くさくなってしまった。
二番目の理由は、自家製豆乳は思ったよりも作るのが大変だった、と言うことがある。
Amazonのサイトだと、乾燥大豆をセットすればできることになってるけど、品物に付いてきた説明書を見たら、一晩、水につけろ、と書いてある。
はっきり言ってサギだ!
クレーム言うのも面倒なので泣き寝入りしてしまうけど。
しかも、一晩、水につけただけだと、豆が硬いのか、おからの粉にならずに豆の切片が残っていた。
丸一日、水につけないと、きれいな粉にはならなかった。
つまり、豆乳を作りたいときは、丸一日前に、大豆を水につける必要がある。
計画性のない人間には面倒なことだった。
三番目の理由は、豆乳メーカーの掃除が大変だったことだ。
おからの粉は、器械の凹凸や網の部分にこびりついて、落とすのに骨が折れた。
て言うか、汚れを落とせてなかった。
ステンレスのたわしを使ったりしたけど、それも面倒なことだった。
四番目の理由は、豆乳を作ると、もれなく、おからが発生するけど、おからの始末に困る、と言うことだった。
いろいろ試してみると、どぶろくに入れるのが、一番、マシだった。
それでも、次から次へと出来るおからには、ため息をついた。
なまじ栄養価が高いので捨てるのもためらわれた。
五番目の理由は、あまりコストダウンにつながらなかったことだ。
大豆は、ふるさと納税で取り寄せたものを使っていたけれど、もし、これを買っていたら、スーパーで豆乳を買っているのと、値段的にはには変わらなかった。
むしろ手間暇かかる分だけコスト高だ。
資本主義による大量生産のおかげで、安く豆乳が手に入るのである。
そんなわけで、豆乳メーカーからは撤退することにした。
もったいない気もするけど、これから死ぬまで、同じことを繰り返すのか、と思うと、うんざりする。
とっとと損切りした方がマシだ。
これからは、自家製発酵にはこだわるけれど、それ以外のことは、こだわらないようにしよう、と思う。
だから、自家製納豆の製作については、こちらも上手くいってないけど、もうしばらく続けてみよう、と思う。
自家製発酵の食べ物は不思議と飽きない。
自分の身体や家の中の常在菌で発酵させた食べ物は、身体が喜ぶのであろう。
他の人が食べても、美味いとは思わないだろうな、と言う気がする。
そして、自家製発酵以外のことには手を出さない。
アピックスの豆乳&スープメーカーにはミキサー機能が付いていて、これを使えば、自家製のマヨネーズができるのでは、と思っていたけど、今回の教訓を得て、手を出すのは止めることにした。
スーパーでも、ほぼ無添加のものが手に入るのだ。
発酵だけに専念しよう、と思う。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。