らくだのライフハック

「文豪」夏目漱石先生も、本当に好きなのかどうかで悩んでいた。 #ライフスタイル


本当にやりたいことや、本当に楽しいと思えることについて考えていたら、渡部昇一さんの『知的生活の方法』を読んだときのことを思い出した。

この本は、読書や文筆を中心にした生活について書かれた古典的ベストセラーだ。

Amazon.co.jp: 知的生活の方法 (講談社現代新書) eBook: 渡部昇一: Kindleストア
配信先: 知的生活とは、頭の回転を活発にし、オリジナルな発想を楽しむ生活である。日常生活のさわがしさのなかで、自分の時間をつくり、データを整理し、それをオリジナルな発想に結びつけてゆくには、どんな方法...


この本の中で、渡部さんは、おもしろくもないのに、おもしろいふりをしたり、わからないのに、わかるふりをしたりすることを強く戒めていて、「知的正直」を大切にしていた。

その中で、夏目漱石のエピソードを紹介している。


漱石先生は、もともと英語学が専門で、留学するぐらいだった。

当時の日本のトップクラスだ。

でも、本当は、英語の勉強がおもしろかったわけではない、と正直に告白している。

むしろ、少年時代から親しんだ漢詩の世界の方が、よっぽどおもしろかったようだ。

漱石先生は、やがて小説を書くようになり、執筆の合間に、漢詩を作ったり、俳句をひねったりする悠々とした文筆生活を送るようになっていく。


渡部さんも英語学が専門なのは、漱石先生と同じだ。

そして、子どもの頃から親しんだ講談本の世界ほど、英語の小説を楽しめないことを自覚していた。

そして、留学した時に、原書でエンタメ小説を読みふけることを試みる。

ポルノ小説も読んだりしたようだ。

かっこつけて文学作品を読むのではなく、心からおもしろいと思える小説を求めたのだ。

そして、『マジョリー・モーニングスター』を読んだときに、ついに「知的オルガスムス」を感じることができた。

それからは、おもしろいと思える本に、次々と出会えるようになったそうだ。


「知的正直」。

知的かどうかは、さておいて、本当におもしろいかどうかについて、正直になるようにしたい。

「○○なオレ」に酔うのでもなく、誰かに自慢するのでも無く、自分が心から楽しいと思えることを追いかけていきたい。


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