ついつい、マンガにロールモデルを求めてしまう第二弾。
古いマンガだと思ってたけど、今回、検索してみたら30年前だったので驚いた。
主人公コースケが俗世間と離れたところで生活しているせいか、内容が全く古びていない。
もちろん、コースケはスマホを使ってないけど、この連載が今現在の時代の話だったとしても、やっぱりスマホは使ってないだろう。
『くーねるまるた』のマルタも使ってなかったしなあ。
配信先: 大東京で暮らすビンボーに欠かせないグッズとは? しんぶんし、あきかん、でんきぽっと、わりばし、かみぶくろ、そして「靴の卸売りセンター」で購入した1900円の革靴である。靴はいつもピカピカに磨...
主人公コースケは、強いて言えばニート。
安アパートに住み、ご近所から頼まれ仕事を請け負って生活費を稼ぎ、のんびりと無為に過ごしているのはマルタと同じだ。
違うのは、性別と理解のある彼女がいるぐらいか。
マルタもコースケも、ご近所からちょっとした雑用やバイトを頼まれて、たまの労働をしている。
貰い物をしたり、と役得も多そうだ。
このあたりは、伊藤洋志さんの『ナリワイをつくる』を実践しているような感じだ。
ゆるく小さな仕事を受けて細々と稼ぐ。
リターンは多くない代わりに、リスクはない。
依頼主は知り合いばかりなので、トラブルも少なく、従ってストレスもたまりにくい。
配信先: 仕事も、ほしい物も、自分でつくるのは面白い。 「ビジネス」でも「ワーク」でもなく、「趣味」でもない。DIY・複業・お裾分けを駆使した「ナリワイ」をつくり、現代社会を痛快に生きる方法論。 個...
もう一つ、マルタとコースケの共通点を上げるとしたら、大家さんと仲良しってこと。
東京でボンビーライフをするには、安アパートと仲良しの大家さんのコンボは必要不可欠なのかもしれない。
賃仕事の依頼も、大家さんから入ってくることが多いようだし。
配信先: マルタさんはポルトガルから来た貧乏だけど食いしんぼーな女の子。築70年のおんぼろアパートで、慎ましいながらもエンゲル係数高めな一人暮らしを満喫中。紅茶チャーシュー、鶏油炒飯、パン耳タルト、蟹...
例えばの話、なんでも屋を立ち上げて、ご近所からハンパ仕事を請け負って小金を稼ぐというのも、アリなのかもしれない。
どの街でも高齢化は進んで、力仕事は不自由してるだろうし。
仕事以外は引きこもり気味、オフはコミュ障気味の自分でも、小さな仕事でゆるく繋がっていくのは可能だろうか?
ついつい、そんなことを考えてしまったけれど、普通に読んでも、おもしろいマンガだ。
個人的な感想になると、理解のあるパートナーがいるのがうらやましすぎる!
ただ、ただ、それだけになってしまうけど。
彼女がいるかいないかで、楽しいボンビーライフか、ビンボーくさい生活になってしまうかが分かれてしまうのは、ミもフタも無い現実だ。
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コストのかからない快適なボンビーライフ、「健康で文化的な最低限度の生活」を目指して試行錯誤中。