ふるさと納税で申し込んだイノシシの肉が届いた。
今回のふるさと納税は、12月に慌てて申しこんだので、保存が利く実用的な食べ物ばかりだったけれど、一つだけ、自分へのご褒美に、と頼んでみたのがイノシシの肉だった。
もともと、蕎麦屋で鴨汁蕎麦をよく注文したり、スーパーでラム肉を買ったりしていたので、ジビエには興味があった。
某バーガーチェーン店で鹿肉バーガーを食べたこともあった。
(あっさりしてたので、あまり記憶に残ってないけど)
イノシシの肉は初めてなので楽しみにしていたのだ。
送られてきたイノシシ肉は、味噌漬けとすき焼き用が、それぞれ400グラム。
とっつきやすそうな味噌漬けから食べることにした。
特に作り方については、レシピのようなものはなかった。
ともかく、普通にフライパンで焼いてみた。
いよいよ食べる。
味噌漬けだからか、特に獣くさいと言うことはなかった。
しかし、ーー。
とにかく硬い!
確かに味は美味い。
独特な脂身も凄かった。
無理矢理例えると、居酒屋でたまに見かける鯨ベーコンを厚切りにしたような。
しかし、とにかく硬くて噛み切れないのだった。
ナイフとフォークを使って、できるだけ小さく切って、ちびちびと口に入れ、新記録なぐらい何度も噛んだ。
はあ……。
入っていたチラシによると、どうしても当たり外れはあるようで、硬い肉に当たる可能性もやむを得ないようだった。
アウトドア苦手な「貧弱な坊や」には、ジビエはハードル高すぎたのかもしれない。
残念……。
昔、田舎へ移住しての自給自足の生活に憧れたことがあって、その流れで、狩猟やジビエにも興味があった。
もちろん、自給自足は、単なる憧れのままフェイドアウトしてしまったけど、今回、ジビエに歯が立たなかったことで、狩猟に関する夢は、完全に終わってしまったなあ、と言う実感があった。
少なくとも、地方へ移住はともかく、田舎へ移住して自然と共に生きるようなライフスタイルは、自分には無理だ、と悟った。
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とりあえず、残りのイノシシ肉(すき焼き用)は、どうやって料理しようか。
ただ、焼いただけだと、同じ失敗を繰り返しそうだ。
久々に圧力鍋を持ち出して煮てみるか……。
あと、食べた後、妙に身体がほてった。
電気敷き毛布のスイッチを消したくらいだ。
ジビエ効果?
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。