雪が降ってる夜の自転車通勤は、いつもの倍の時間がかかった。
翌朝の、雪が止んだけど積もってる状態での自転車通勤は1.5倍かかった。
これは、よく、覚えておこう。
翌朝は雪はやんでいたが、気温はマイナス7℃のコンデション。
マイナス気温の最高記録だけど、雪の中を走るという非日常感のせいか、寒さは感じなかった。
むしろ慣れない走り方のせいか、いつもの防寒スタイルでも暑いくらいだった。
これもよく覚えておこう。
なまじ厚着して、汗をかいて、身体を冷やして風邪でもひいたら大変だ。
最初は歩道をのんびり走ろうとしたが、とても走れたものではなかった。
人が中途半端に踏み固めたところは、凍っていたり、雪だまりになっていたり。
結局、大雪の日に自転車で走ろうとしたら、交通量の多い、クルマがたくさん通る道路の轍(わだち)を走るしかないようだ。
クルマが入ってこれない川沿いの遊歩道&サイクリングロードは、最初から通行をあきらめていた。
県道や幹線道路を中心に走る。
国道はクルマが多すぎて怖い、と思って対象から除外した。
でも、もしかしたら、一番走りやすかったかもしれない。
除雪車なども出動してかもしれないし。
次回、試してみるか。
でも、やっぱり、怖いよなあ。
走った県道や幹線道路は、交通量が多い路線とは言え、いつもに比べたら、四分の一程度のクルマの数だったので、あまりクルマから「邪魔なんだよ」的なプレッシャーは受けずにすんだ。
それでも、たまに大型トレーラーが後ろから来たときは、左端へ寄って停車してやり過ごしたりした。
もちろん、対向車が来てないときは、そこまですることはないけれど。
走るときは進行方向に対して左側の轍を走った。
その際、自転車をやや左へ傾けて走るといいようだ。
これは道路の構造によるものだと思う。
道路は断面図で見ると、平らではなく、センターラインが一番高くなっており、脇の歩道へと傾斜がついている。
雨のときに水が流れるようにするためだ。
なので道路の左端を走ると、左へ斜めに下がっているのり面を走ることになる。
普段は傾斜がついてることなど気づかないレベルだけど、雪の日には滑りやすいシビアな環境となる。
斜めの面に斜めに自転車を傾けると、ちょうどタイヤの面が水平に路面にあたることになるのでグリップが増すようだ。
今度、雪の日に走ることがあったら、空気圧をギリギリまで下げることも試してみたい。
意外だったのは、ほとんどブレーキを使わなかったこと。
使うほどスピードが出ないと言うこともあるけど。
バランスを崩しそうなときにブレーキかけても、すっころぶだけだし。
どのみち、道路の左端を走っているので、さらに左へ寄れば、雪だまりに突っ込むことになるので自然に止まるのだった。
カテゴリー紹介 #自転車通勤
自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)7年目。
29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)で通勤中。
ブルベ経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中。