金曜の夜、久しぶりに肉を焼いてみた。
いつもなら炊飯器調理でやってるところだ。
休み前の前日で余裕があったし、最近の肉はマンネリだったし。
冷蔵庫から塩麹漬けの肉を取り出す。
肉は買ったら、いったん塩麹をかけて揉みこんでビニール袋で保存している。
こうすると、安い肉でも美味くなるし、何より腐らない。
ただ、腐らないのを良いことに、長い間、放置してしまうこともある。
たまたま取り出し肉も、だいぶ前のもののようで、最初は豚タンだと思ってたけど、フライパンにあけたら、豚カシラ肉のようだった。
放置が長すぎると忘れてしまう。
塩麹で味がついてるので、調味料は何もつけない。
油はオリーブオイルしかなかったので、それで焼いた。
肉野菜炒めにしようかと冷蔵庫を漁っていたら、賞味期限が前日で終わっていたモヤシと、賞味期限が不明なエノキがあった。
エノキはちょっと干からびていたけど食べられそうだった。
こいつらも炒めることにする。
もたもたしてたら、カシラ肉は炒まっていた。
カシラ肉を皿にあけて、モヤシとエノキだけ炒めることにする。
やたらと水分が出て水っぽくなった。
モヤシって、こんなに水分出るもんだったっけ?
野菜炒めなんて、かなり久しぶりなんで覚えていない。
1年ぐらいやってなかったっけか。
味つけは焼き肉のタレで。
肉、入ってないけど。
タレの添加物も気になるけど、たまにはいいだろう。
ラベルは見なかったことにする。
カシラ肉は2つばかり噛み切れない硬いのがあった。
まあ、安い肉だし。
ただ、炊飯器調理だと、こんなことはなかった。
約50分、じっくりと調理するだけあって、噛み切れない、なんてことはなかった。
安い肉を柔らかく食べるなら、炊飯器調理がベストかもしれない。
でも、肉を焼いて食べるというのは、美味いというよりは、気分が盛り上がる。
これは原始の本能によるものか。
マンモスを焼いて食っていた話は聞くけど、煮て食べていた話は、あまり聞かない。
休日や、休みの前日のように、時間や気分に余裕があるときは、肉は焼いてみることにしよう。
鶏もも肉なんかは、焼くよりも炊飯器調理の方が美味いし、これは平日夜にやろう。
豚スペアリブを買って塩麹漬けにしてあるけれど、これも焼くのは難しそうなので、今まで通り炊飯器調理だな。
炊飯器調理と「焼き」とを、上手く使い分けていこう、と思ったことだった。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。