スーパーで、珍しく山芋を買った。
半額だったのだ。
自分の食料品選択の基準は、100グラム前後あたり130円台だ。
140円台になると、なぜか割高に感じられてしまう。
そう思うのは自分だけではないようで、スーパーの値段設定も、だいたいこのあたりのような気がする。
せっかくの山芋なので、合わせて炊飯器調理は豚タンにした。
同じく値引き品の白菜の浅漬けも添える。
最近のスーパーの漬物は意外と無添加だ。
「アミノ酸」とか、よくわからないのもラベルに書かれているけど、あまり無添加にこだわりすぎるのもどうかと思うようになって、この頃はユルめに取り組んでいる。
豚タンと山芋と白菜の漬物で、気分だけでも牛タン定食だ。
なんだか落語みたいだが。
「長屋の花見」だったか。
さすがに牛テールスープと麦飯は用意できなかった。
それでも、豚タンのコリコリとした歯ごたえは、これはこれで美味かったし。
牛タンも最後に食べたのが、ずいぶん前だったので、どんな味だったのか、いまいち思い出せない。
そのうち外食する機会があったら食べてみよう。
ぬるぬるネバネバ系は、けっこう好きなんだけど、山芋なんかは、皮をむいたり、すりおろしたりがめんどうくさくて、あまり自炊で食べたことはなかった。
微妙に高いし。
最近は、気分的にも余裕ができたし、便利なおろし器も手に入れたので、久しぶりに食べてみる気になったのだ。
何より値引き品だったし。
平日は、基本的にワンパターンご飯だけど、時々、値引き品で珍しいものを食べて、変化をつけられるといい。
あとがき
スーパーの店内に置いてあるソファー(と言うほど座り心地は良くないが)で、20代後半ぐらいの男が大騒ぎしていた。
今どき、店内のような場所で、スマホの電話で大声出すなんて珍しい、と思いながら見てみると、どうやらスカイプあたりのテレビ電話でしゃべってるようだった。
やたらとハイテンションだったなあ。
新しい機能を使いこなしている、かっこいいオレ! に酔ってる感じ。
ラインが流行り始めたあたりから、大声で話す奴もいなくなったと喜んでいたら、新種が発生してしまったか。
こんなのが増えたら、うっとうしい世の中になるなあ。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。