日曜日に自転車屋へ行ったのは、マウンテンバイクの前輪がパンクしたからだった。
チューブレスタイヤなので、始めから自分の手に負えないと思っていた。
これを機会に、後輪と同じように、クリンチャータイヤにしようかと考えていた。
以前、パンク修理を持ちこんだときは、ホイールを背中に背負って、ロードバイクで自転車屋へ行ったものだったが、今回はおとなしく電車で運搬した。
オトナになったのかもしれない。
90リットル用ゴミ袋を上からバサッとかけただけで、タイヤを鷲づかみにして持っていく。
ホイールだけだと、案外、軽いものだった。
電車の中では、一番後ろか一番前の車両だと、壁へホイールを立てかけやすい。
ブルベで輪行してた頃を思い出す。
もっとも、メカ音痴には輪行はストレスがたまるだけで、すぐに宅急便を使うようになったのだが。
自転車屋に着いたら、さっそく修理をしてもらった。
チューブレスタイヤのパンク修理を見るのは初めてだ。
驚いたのは、タイヤを外したら、中にチューブが入っていたこと。
チューブレスタイヤには、クリンチャータイヤと同じチューブを入れられるらしい。
チューブレスタイヤはメカ音痴がタイヤを外すのは大変そうなので、最初からあきらめていたけれど、作業を見てる限りだと、クリンチャーと変わらないように見えた。
チューブレスタイヤとクリンチャータイヤの違いがわからなくなった……。
後で、検索してみたけど、ますますわからなくなった。
チューブレスタイヤの方が転がりやすいとか、パンクしても空気の抜けが遅いとか、わかったのは、それぐらいだった。
今回のスローパンクはチューブレスタイヤのおかげだったのかもしれない、とは思った。
だから、家へ帰るまで、空気が抜けなかったのかも。
もう一つ、驚いたのは、マウンテンバイクのパンクはママチャリと同じでパッチで修理できることだった。
ロードバイクの時は、パンクしたらチューブごと交換していた。
ロードバイクの空気圧は7気圧前後、マウンテンバイクは最大4.5気圧なので、パッチでも大丈夫なようだ。
知らなかった……。
ちなみにパンクの原因は、木のトゲみたいなものが刺さっていたからだった。
あれだけ分厚いタイヤなのに、と思うけど、ブロックパターン以外の所は薄いらしい。
特に、チューブレスタイヤは薄いんだとか。
だったら前輪も、後輪と同じようにクリンチャーにした方がいいんじゃ、と口にしたけど、話題が変わってしまって、そのまま、うやむやになってしまった。
まあ、特に勧められなかったので、このままで良さそうだ。
また、前輪がパンクしたら、今度は自分でチューブ交換して、パンクしたチューブを持ってきてパッチをあててもらえばいい。
自分でパッチをあてるのは、ちょっとハードルが高そうだし。
そんなこんなで、前輪がチューブレスタイヤ、後輪がクリンチャータイヤとなった。
なんだかツウの人みたいだ。
カテゴリー紹介 #自転車通勤
自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)7年目。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
ブルベ経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中。