あいかわらず、自家製のどぶろくを毎日飲んでいる。
週末の土日に仕込み、一週間かけて飲む。
米三合を二合分の水で炊いて蒸し米もどきを作る。
やかんにお湯を沸かして冷ましておく。
4リットルの果実酒用ビンに、酒粕一袋(270グラム)、蒸し米もどき、豆乳1リットルと湯冷ましを入れ、最後に果物を入れる。
今回は、この果物の話だ。
普通なら、発酵の起爆剤として、イースト菌を入れるところだけど、どうもイースト菌が原因の匂いが苦手なので、代わりに果物を入れるようになったのだ。
本当なら、果物から作った天然酵母を入れるところだけど、めんどうなので、いきなり果物を放りこむようになった。
木のうろに木の実と雨水がたまり、発酵して酒になった、と言うくらいだから、これでよかろう、と考えたのだった。
このやり方が正しいのかどうか良くわからないが、とりあえず、どぶろくはできてるし、それなりに美味い、と自分では思っている。
なので、このやり方で、ずっと来てしまっている。
果物は、いくつか試してみたけれど、初心者向けにオススメするとしたら、バナナをあげたい。
どぶろくにバナナ? とびっくりするかもしれないが、もともと、バナナは発酵力が高くて、天然酵母を作りやすい果物だ。
他の果物だと、発酵してるのかどうか、いまいちわかりにくいのだが、バナナだと、はっきりとわかる。
発酵臭もするし、バナナがヘドロ状になるのでわかるのだ。
値段が安いのも助かるところだ。
どぶろくは時間がたつと、酸っぱくなりがちだが、バナナ発酵だと蒸留他の果物よりも甘い気がする。
他に試してみた果物は、梅、柿、なし、りんご、みかん、キウイなど。
有機レーズンも試した。
正直、バナナ以外は大差ない感じだ。
梅は、梅酒や梅干しを作るくらいだから発酵力も高かろう、と期待していたのだが、酸味が強すぎた。
ただでさえ酸っぱくなりがちなどぶろくには向いていないようだった。
同じく、柿も期待外れだった。
柿酢を作れるくらいだから、と期待していたのだが、どってことなかった。
梅や柿など、日本で昔から発酵に使われていたものよりもバナナの方が使いやすい、と言うのも、いまいち釈然としないけど。
そろそろ、スーパーでは、ラ・フランスが値引き品になりそうなので、そのうち試してみようと思っている。
ラ・フランスって、大好きなのだ。
普通に食べても美味いし。
カテゴリー紹介 #発酵
花粉症対策がきっかけで「発酵」にハマる。
週末に仕込み、平日に食べる発酵食品ライフを継続中。
マネしてやってみようという人は自己責任でお願いします。