朝、朝日新聞を読んでいたら、東芝のテレビの話が掲載されていた。
朝日新聞の場合、一面の右側に主なニュースの見出しを並べてるけど、一番上、トップに写真入りで載っていた。
スマホを買ってから、もう、テレビは見なくなっていたので、普段ならスルーしそうな話題だった。
経済なんか興味ないし、ローカルなサラリーマンにとっては職場の世間話にもなりゃしない。
けれども、目にとまったのは、ちょうど『社長 島耕作』と『会長 島耕作』を読んだばかりだからだった。
島耕作も、作中では、赤字をたれ流してるテレビ事業からは撤退したいけど、心情的にはどうもなあ、と決断できないでいたっけ。
リアルワールドでは、東芝が中国の海信に売却することになったようだ。
作中にも、中国の大手新興メーカーの社長が重要なキャラクターで出ていたっけ。
もっとも、島耕作が勤めていた初芝→テコットは、作者が実際に勤務していた松下→パナソニックをモデルにしたものなので、東芝とは直接は関係ないんだけど。
記事には販売台数が棒グラフで出ていて、一時期は1,400万台だったものが、70万台まで落ちこんでいる。
棒グラフの棒があまりにも薄くて、カラーじゃなかったら見えないかもしれなかった。
海信は日本にある工場は、当面は維持するとか。
これまで、工場は日本人が人件費の安い外国に工場を建てて、現地の人を採用するイメージが定着してたので、妙な違和感を感じてしまった。
時代遅れの感覚なんだろう。
経済音痴なのでスルーしてたけど、実際にはもっと同じようなケースがあるんだろうなあ。
信用力の低い東芝には、株式市場を通じて資金を集めるのは難しい、なんてことも書かれていた。
東芝と言えばたいていの日本人が名前を知ってる有名会社だったけど、ブランドイメージはそこまで落ちこんでいたのだなあ。
グローバルな競争社会はシンドそうである。
パナソニックも、一時期はかなりヤバい状況だったけど、何とか持ち直したのかな?
自分の場合、パナソニックのロードバイクに乗っているので心配してたのだ。
自転車部門なんて、創業者が電気屋になる前に、たまたま自転車屋だったというだけで続いてきたようなものなので、自転車部門はさっさと売却されてしまうのではないか、と。
それにしても、意外なところで、島耕作との接点が……。
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