『社長島耕作』『会長島耕作』 時事問題お勉強マンガの最高峰! #マンガを読むとためになる


社長就任のニュースが新聞に出たのは、もう10年ほど前になる。

いつの間にか社長から会長になっていた。

う〜む。

普通、マンガなら、頂点に立った時点でハッピーエンド。

でも、当たり前だけど、頂点に立ったあとも人生は続いていくのだ。

このシリーズって、会長を辞めたあとも続いていくんだろうか?


「重役出勤、うらやましいよなあ」とボヤきはするけど、本気で社長を目指す人は少ない。

やっかみはしても、実際はどれだけ大変か、みな、知っているからだ。

ただ、大変そうなのはわかるけど、普段、どんなことしてんのかは、秘書でもないと、イマイチ良くわからない。

この、社長シリーズと会長シリーズを読んで、へぇ、こんな感じなんだ〜、とわかった次第。

特に、会長の役割や、社長との役割分担って、謎だったのだ。

ばくぜんと名誉職? くらいの認識しかなかった。

社長・会長になって、トップになっても、今度は財界人同士で、派閥があったり、勲章を目指す人がいたり、生臭い世界は終わらないのだった。


それにしても、このシリーズを読むと、新聞を読んでも良くわからなかったことのイメージがいくらかつかめるようになる。

時事問題、政治、経済、法律方面が、からっきしの自分にはありがたい。

作者もこのあたりは意識して時事ネタをキャッチアップしたり、時には予測して描いたものが現実に起きたりしてるようだ。

家電業界の業界再編の話や、尖閣諸島を始めとする中国との問題なんかは、新聞を読んでもわからなかった、いや、むしろ読めば読むほどわからなくなってたけど、マンガでコンパクトにまとめてもらえると、良くわかるのである。

もちろん、マンガというエンターテイメントなんだから、多少は「盛ってる」だろうけど、グローバルに活躍するビジネスマンじゃあるまいし、ローカルなサラリーマンの世間話程度なら、このシリーズを読んでれば、十分に間に合ってしまうのだ。


特に会長になって、財界人になってからは、扱うジャンルが広くなった。

個人的には、漁業を扱ったところがおもしろかった。

近代マグロのレポートを始め、なぜマグロやウナギが高くなってしまったのか、漁業の抱えてる問題点が、なぜ一向に改善されないのか。

農業の問題の方が目立っていたけど、漁業の方が知られてない分、深刻なように思えた。


このシリーズでは、海外への視察や万博などイベントのレポートも盛りこまれていて、普段、馴染みの無いロシアやブラジルに東南アジア諸国の様子なども垣間見ることができた。

ほんとに時事問題音痴にはありがたい。

今度は、ぜひ、北朝鮮あたりをテーマにして描いて欲しい。

さっぱり、わからないしなあ……。


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