あいかわらず、29インチのマウンテンバイクに楽しく乗っている。
愛車のコナ ユニットは29インチのマウンテンバイクというだけでなく、シングルスピードでもあり、サスペンションなしのフルリジッドでもある。
サイトを見てたら、シングルスピードのフルリジッドのことを、SSFRなどと呼んだりすることもあるようだ。
あんまり聞いたことないけど。
シングルスピードは、マウンテンバイクの本番アメリカあたりになると、一つのジャンルとして定着してるようで、マウンテンバイクの大会では、たいていシングルスピード部門があるという。
日本でもシングルスピードのみの大会が開かれている。
固定ギアのピストと違って、フリーギアのシングルスピードは影が薄いし、混同されやすい。
ママチャリと同じじゃん! と言われたりもする。
自分の場合、コナ ユニットを買ったのは、セカンドバイクが必要だったからで、どうせ買うなら、やまめ乗りの練習用に、と『自転車の教科書 ー身体の使い方編ー』で紹介されていたSSFRの29インチのマウンテンバイクを深く考えずに買ったのだった。
いつもの形から入る悪いクセだけど、今回に限りは結果オーライだったようで、今はすっかり夢中になっている。
シングルスピードの魅力については、他の人のブログなどで熱心に語られているので、そちらを読んでもらうこととして、個人的に感じたことを書いてみる。
ギアがないと大変では? と聞かれるけれど、むしろ、最初からないと気楽で良い、と感じている。
自分の場合、ギアチェンジがとてもとてもヘタだったのだ。
ブルベ参加中、秋田の山奥で立ちこぎしていたとき、無理なギアチェンジをしてチェーンがからんでしまったのはトラウマになっている。
ギアを軽くしたくなったらむしろ加速する! はやまめ乗りでも推奨されている。
こちらの方が気楽で良い。
少なくとも、自転車通勤や街乗りに使うのなら、シングルスピードで充分である。
また、シングルスピードだと、地面とダイレクトにつながっている感じがして、足裏で軸を感じとりやすい。
29インチのマウンテンバイクは、一瞬の加速力がすごいけれど、29インチだからと言うだけで無く、シングルスピードだからダイレクトに加速する、というのもあるかもしれない。
そして、なんといっても、メンテナンスが楽である。
スプロケットがないだけで、チェーン周りのメンテナンスは、びっくりするほど楽になる。
最後に、シングルスピードに乗るようになってから、以前よりも、のんびりと走るようになった。
後ろから抜かれると、どうしてもイラっとしてしまうし、無意味に張り合ってしまったりしてたけど、まあ、シングルスピードだしね、と平静でいられるようになった。
競争社会から降りることができた、と言うと、大げさかもしれない。
まとめてみると、めんどくさがり屋で、のんびりと走りたい人には、シングルスピードはオススメである。
意外に意外のシングルスピードだ。
あとがき
サスペンションなしのフルリジッドについては、良くわかりません。
サスペンションありのマウンテンバイクに乗ったことがないもので……。
カテゴリー紹介 #やまめ乗り
やまめ乗りを始めて数年。
実際に講座を受けたのは2回。
脱初心者目指して自習中。
このカテゴリーは、「自転車の教科書」と「自転車の教科書 ー身体の使い方編ー」を読んでないとわかりづらいです。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
自転車通勤(片道約1時間、約15㎞)継続中。
ブルベ経験有り(SR取得)。