あいかわらず、自転車通勤で地下道をくぐっている。
ロードバイクやマウンテンバイクで地下道を通っているのは自分くらいのようで、他には滅多に見ない。
ロードバイク乗りなら遠回りする方を選ぶだろう。
自分もそうだったし。
ともあれ、なぜか、地下道をくぐることを選択した。
シクロクロスのように、足を交差させて、自転車の左側に右足から降りて、同時にロードバイクを右肩に担ぐ。
肩にはトップチューブの後ろが乗っかる。
右手は前輪を押さえて動かないようにする。
シクロクロスの場合は横に広がるように、肩ではなく、背中に担ぐ感じだ。
狭い地下道の階段でそれをやると、対向者にぶつかってしまうので、自転車は肩にまっすぐに担ぐようにする。
マウンテンバイクの場合は重いし、スローピングフレームなので、上手く担げない。
スロープを押し歩きすることになる。
地下道の階段は幅が狭くて、スロープは中央にある。
上りと下り、それぞれ30㎝ぐらいが隣接している。
自転車を左側に傾けないと、対向車に引っかかる。
右手はダウンチューブの一番前をつかむ。
指をフックして、腕はだらんと垂らしてまっすぐな感じ。
以前は、トップチューブの一番前をつかんでいたけど、腕が曲がってしまって、腕力を使ってしまっていた。
ダウンチューブだと、腕は真っ直ぐに伸びて、肩甲骨周りの体幹の筋肉を使うことになる。
背筋は少し反らすような感じだ。
身体全体で、マウンテンバイクの重さを支えるような。
地下道を横断するときは、右手でステムを握って押し歩きする。
これは、ロードバイクでも、マウンテンバイクでも同じ。
慣れてくると、ハンドルがぐらぐらしなくなった。
スロープ上りも以前と同じ。
サドル下を右手で逆手に持つ。
指をフックして、腕はだらんと真っ直ぐに。
腕力を使わず、背筋を反らすような感じで、身体全体で引き上げる。
これは下りと同じ。
下りと違うところは、階段を上るとき、前へ倒れるような感じで足を運ぶこと。
こうすると楽だ。
上りも下りも、つい腕力を使いそうになるけど、身体全体で支えるのがコツだ。
あとがき
こんな感じで押し歩きしていたら、いきなり、対向のスロープから、シベリアンハスキーに覗きこまれた。
シベリアンハスキーは『動物のお医者さん』で、一時ブームになった、オオカミみたいな犬だ。
大きいし、怖い顔をしてるので、ちょっとビックリした。
シベリアンハスキーも地下道をくぐるのだ……。
カテゴリー紹介 #自転車通勤
自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)7年目。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
ブルベ経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中。