限界ハウス、ダメ家事男子。「福島県産 ひとめぼれ」が5㎏で1,300円だったので買い足しを決意した話


スーパーへ行ったら、米の特売をやっていた。

5㎏で約1,300円。

確かに安い。

自分の目安だと、5㎏は、だいたい2,000円前後だったはず。


無洗米じゃなかったので、一瞬ためらった。

まあ、でも、最近は家事にも余裕が出てきたし、米一合をとぐくらい、ちゃちゃっとすませられるよなあ。

けっきょく、買うことにした。

賞味期限が近づいた値引き品ではない、特売品と言うのも魅力だった。


それにしても、大量に積まれている。

連休中にもう一度来て、買い足そうか。

そんなことを考えながらよく見ると「福島県産 ひとめぼれ」だった。

なるほど……。


東日本大震災から数年が経つけれど、風評被害は、まだ、なくなってはいないようだ。


もっとも、自分は、この問題について、エラそうなことは言えない。

ボランティアに駆けつけたわけでもなく、特別なアクションを起こしたわけでもない。

職場で回ってきた募金に応じたくらいか。


正直、今でも整理できないでいるのが実情だ。

残された人たちにどんな言葉をかければいいのか、わからないし、その一方で、偽善的と思われるのも嫌だったりするし。


幸い、福島県産の食べ物に放射能うんぬんについては抵抗がないので、これからは積極的に買っていこう、と思った。

はっきり言って、値段が高いものを買うまでのことはできないけど、今回みたいに、美味しいものが安く食べられて、しかも支援につながるというなら喜んで買わせてもらおうと思う。

こっちも助かるし。


実のところ、本当に安全なのかどうかはよくわからないし、結論は出なさそうだけど、安全でないものを堂々と売ったりはしないだろう、たぶん、とゆるく考えている。


今まで気づかなかったけれど、福島県産の食べ物で、安く売ってたものは他にもあったかもしれない。

とりあえず、ひとめぼれは、すぐに売り切れることは無さそうだし、また、買いに来ることにした。


あとがき

当時は、周りの雰囲気にあおられるような形で、無茶な節電をしたりしてた。

暖房をしないので、部屋の中なのに吐く息が白かったり、本をめくる指がかじかんでいたり。

無理なもの、不自然なことは、けっきょく、長続きしない……。


限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール

空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。