やましたひでこさんの『家事の断捨離』を読んだ。
断捨離のスーパースターで既婚者で女子である人と、おひとりさま男子の自分とは、レベル差がありすぎて、あまり参考にはならなかったけれど、2点、なるほど、と考えさせられた。
やましたさんは、家事を、朝家事、夜家事、週末家事と3つに分けていた。
この3つに家事を当てはめて考えていくと、ずいぶん、すっきりする。
あと、自分の場合、家事を始めた頃は余裕がなくて、平日はあきらめて、なるべく週末に家事を集中してやっていた。
当時はベストな選択だったと思う。
だんだん慣れてきて、家事もシンプルなものになると、一週間のうちに、これだけやっとけば大丈夫、なんなら、これは来週に回しても何とかなる、とわかるようになってきた。
朝、いつもより早めに目が覚めてしまったときや、夜、ご飯があと5分で炊きあがる手持ち無沙汰な時に、ちょこちょこ家事を前倒しでするようにもなった。
普段やっている家事を整理してみると、全体量はそれほど多くはないこともわかってきた。
初心者の頃は、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と自分で自分の首を絞めていたのだ。
それに、もともと、インドアな人間なので、休日に家事をやるのに抵抗はないのだが、たまに用事があって遠出したりすると、一週間分の家事が先送りになってしまう。
やました流に当てはめて、まとめてやる週末家事よりも、朝と夜にちょこちょここまめにやる方が、今の自分にはやりやすいかもしれない、と思うようになった。
今のところ、時間が空いた時は、朝は掃除、夜は料理をすることが多い。
朝は時間が無いし、ちょうど洗面所やトイレを使ったばかりだ。
夜は晩飯のついでに、ちょこちょこ野菜を塩麹漬けしたりする。
週末にやった方がいいのは、自転車の洗車と布団干し、あとは大がかりな掃除くらいだろうか。
洗濯は、毎日、夜にやってるし。
それと、自分の場合、ブログを書いていて、書くのにつまると、家事をやりながら考える、というサイクルもできあがっている。
かなり特殊なケースだと思うし、参考にはならないと思うけど、自分に合ったやり方を追求していくと良い、てぐらいは言えると思う。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。