らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

限界ハウス、ダメ家事男子。:たまに外食すると妙に楽しい。特に、揚げ物が。


舌下免疫療法で通院の帰り、遠回りして帰った。

休日は自転車通勤がない分、できるだけ歩くようにしているのだ。


帰り道、ガソリンスタンドだったところが、てんぷら屋のチェーン店になってることを発見。

寄ってみることにした。

地元の街は、長い間、この手の店がなかったのだ。

あればいいのに、と思いつつ、すっかり忘れた頃にできたわけだ。


中途半端な時間の4時だったので、店内には誰も客はいなかった。

そういえば、外食してた頃は、こういう他の客がいない時間帯に店に入ることが好きだったなあ。

もともと、人混みやら行列やら渋滞やら満員電車やらが苦手で、何事につけ、人が少ない曜日・時間帯を狙うのが好きなのだ。


店イチオシのポーク天ぷら丼チリソース付きを注文。

注文を受けてから揚げてるようで、牛丼屋みたいには早く出てこない。

それも、また、良し、だ。


揚げたての天ぷらは、久しぶりなせいか、やけに美味い。

甘いしょうゆで味付けされてるけど、さらに、チリソースがあり、追加用にラー油の小瓶まで渡されている。

肉でチリソースの最後の一滴まですくい取ってから食べ終わった。

しょうゆダレだけで食べた野菜の天ぷらも充分に美味かった。


できあがるまで、メニューをながめていると、ゆで卵の天ぷらや、ミニトマトの天ぷらなど、食べてみたいものがいくつも見つかる。

思えば、揚げ物なんて久しぶりだ。

いや、そもそも、外食自体が久しぶりなのだ。


自分だけでなく、家では揚げ物をしなくなった一般家庭は多いと思う。

料理は難しいし、後片づけは大変だし、揚げ物はヘルシーじゃないって言う大義名分まである。


これからは、揚げ物みたいなめんどくさい料理は、時々の外食で楽しむことにしよう。

自炊生活を送っていると、こんなチェーン店での食事も、妙に楽しい。

今度は、久しぶりに豚カツが食いたくなった。


限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール

空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。