この赤テールライトには満足してるけど、最初、戸惑ったのは、ラバーバンドで装着する、ということだった。
ラバーバンドと言えば聞こえはいいけど、早い話が、強力な輪ゴムである。
これまで、キャッツアイ製品を使い続けてきたけれど、みな、同じブラケットでとめるようになっていたので、初めてでも戸惑わずに使えて、使い回しがきくので楽だった。
それが、いきなり輪ゴムなのだ。
輪ゴムは4種類の大きさのものが入っていて、自分の場合、シートステーに付けるので、一番短いものを使った。
確かに、がっちりとハマって、ぐらぐらしたりはしなかった。
輪ゴムをなくしてしまいそうで不安になったけれど、一番大きなサイズのものを二重にすれば、シートステーにも付けられそうだ。
今、思い出したけれど、ブルベに参加してた頃、ガーミンのサイクルコンピュータ兼GPSを使っていた。
これも、輪ゴムタイプだった。
こっちは輪ゴム2本でエックス状にとめるようになっていた。
ずいぶん値段の高い代物で、勇気を出して買ったので、こんな高価なものを輪ゴム2本で大丈夫だろうか? と不安になったものだ。
結果、一年間、ブルベに8回エントリーしたけれど、なんの問題もなかった。
そのうち600㎞を3回、いずれも40時間近くを走っている。
振動の多い自転車には、マジックテープのような、ストレッチの効いたものでとめるのが良い、と思ってるけど、その理屈だと輪ゴムでも充分、てことになる。
でも、なんか不安……。
見た目かな。
そう思っている人は多いようで、キャッツアイでも、オプションのスペーサーエックスとやらを使えば、従来のブラケットに装着が可能、とうたっていた。
さっそく買おうと思ってAmazonで検索したところ、なんと、合わせ買い対象商品だった。
一緒に買っときゃ良かった。
ここで、また、思い出してしまったのだが、ロードバイクに装着している赤テールライトのブラケットも、見た目の問題があったのだった。
キャッツアイのブラケットは、ベルト部分を、ナットのようなもので、きりきりと締めるタイプだけれど、ベルト部分の先っぽが、外にはみ出ることになる。
フロントライトなどは問題ないけど、シートステーに取り付ける赤テールライトの場合、この飛び出してしまった先っぽが、やけに気になるのだった。
脚に接触するわけでもないので、そのまま忘れていたけれど、見た目が気になるのは輪ゴムタイプと同じだ。
けっきょく、スペーサーエックスとブラケットの購入は見合わせて、しばらく様子を見ることにした。
ただ、自分の場合と違って、自転車を駐輪場にとめるので盗難の心配がある人は、しょっちゅうライトの取り外しをするだろうし、そういう人は、このスペーサーエックスとブラケットは試してみても損はないと思う。
自転車通勤編プロフィール
自転車通勤(片道15㎞)7年目。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
クルマを処分したので街乗りが増えそう。
ブルベ参戦経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中。