自転車通勤中、他のライダーを観察する楽しみに、ファッションを見ることがある。
自分の場合、サイクルジャージにレーサーパンツという教科書通りのかっこうなので、余計にそう思う。
言い訳すると、なんだかんだ言って、これが一番楽で効率がいいのだ。
やっぱり、その目的に作られた物は、便利にできている。
それはさておき、自分がそんなかっこなので、感心するのは、チャリカジ、カジュアルを上手く取り入れてる人が多い。
特に、メッセンジャー系。
ピストに乗ってるので、すぐにわかる。
ノーヘル、ギヤなしで、前下がりのドロップハンドル、ビィンディングじゃなくてストラップで足を固定。
典型的なピストだ。
ファッションも、レーサーパンツではない7分丈パンツに、もう寒いというのに、くるぶしを見せてはいている。
カジュアルなサイクルジャージを着てると、同じ物が欲しくなる。
イヤホン率が高いのは、いかがなものかと思うけど。
まあ、自分も、もう少し寒くなると、モンベルのレインウェアを防寒着代わりに着たり、ユニクロのダウンを着こんだりするので、あまり人のことは言えないかもしれない。
人のことは言えない、と言いつつ言ってしまうのだが、キメキメのファッションなのに、自転車はぼろいママチャリで、チェーンはサビだらけってのもいる。
この手のも、なぜか、みな似たようなファッションだ。
男の場合は、ブランドもののスーツに革靴。
100%の割合で、明るいブラウンで先のとがった靴だ。
女子の場合は、バリエーションは豊富だけど、顔の半分をおおうようなデカいサングラス率が異様に高い。
どちらも、かったるそうに、きこきこ乗っている。
先のとがった靴は、カーブの時に、前輪に当たらないんだろうか?
すごいがに股で乗ってるけど、そうしないと危ないんだろうなあ。
青山あたりでも余裕で歩けそうなファッションだけど、自転車にまでカネを注ぎこむつもりはないらしい。
こないだ、自転車も含めて、全身、グリーンで統一感のあるコーディネートの自転車ガールを見かけたときは「おおっ」と感心した。
マウンテンバイクにサイドスタンドをつけて乗ってたのも、日常的なアシとして使ってるようで好感度大であった。
まあ、自転車ガール自体、めったに見かけないんだが……。
自転車通勤編プロフィール
自転車通勤(片道15㎞)7年目。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
クルマを処分したので街乗りが増えそう。
ブルベ参戦経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中。