最近の入浴事情は、平日はシャワーですませて、休日はのんびりと湯船につかる、となっている。
家事と同じように、入浴も、平日と休日との棲み分けができつつある。
もともと、風呂は、ダメ家事男子にとって、取り扱いに困るものではあった。
家事に取り組む前は、風呂の水を取り替えないまま、風呂をたいたりして、入るときにドブのような臭いがするありさまだった。
床タイルは、いつも、ぬるぬるしていたし。
改心して、風呂掃除に取り組むようにしたものの、家事初心者には疲れるもので、季節も冬だったのがマズかった。
めんどうくさくて、風呂に入ること自体も、時々、サボるようになってしまった。
そんな時、ひょんなことからジム通いをすることになった。
ジムのプールで泳いで、ジムの風呂に入って、ジム隣のスーパーで晩飯のおかずを買って帰るのが習慣になった。
ジムの風呂は、たいしたことはなかったけど、家の風呂に比べたら段違いだった。
広くてきれいな湯船にゆっくりつかれたし、掃除をする必要もなかった。
運動しないときでも、風呂にだけ入りに行くこともあった。
けれども、ジム通いを止めることになって、また、風呂問題に直面することになった。
季節は冬だった。
シャワーを浴びるだけですまそうとしても寒かった。
そのうち、お湯で、タオルを濡らして、身体をふくだけですますようになった。
もともと、自転車通勤の朝は、ボトルにお湯を入れて持って行き、駐輪場コンテナで着替えるときに、お湯で濡らしたタオルで身体をふいていたのだ。
夏になってからは、シャワーを浴びるようになった。
なんだかんだ言って、毎日、欠かさず入浴するようになってはきてる。
特に、ハゲ対策として、洗髪は必ずやるようになった。
さて、これから寒くなっていくと、シャワーだけでやっていけるかどうか。
浴室の隣の洗面所で着替えるけど、そこには、冬の間、縦型の電気ストーブを置いている。
ストーブを強火でつければ、寒くならずにシャワーを完了できるだろうか。
毎日、湯船につかって、お湯の張り替えや掃除をこなすのは、ダメ家事男子には無理そうだ。
ジムが家の近くにあれば、風呂目的だけで入会してもいいんだけどなあ。
風呂は本当に始末に困る。
大規模改修すると、軽く100万円はかかるし。
維持も掃除も大変だ。
昭和時代の初めの頃は、内風呂は珍しく、銭湯に通うのが当たり前だった。
いつの間にか、内風呂が当たり前になったけれど、風呂は、かなりコストのかかるめんどうなものだ。
この話をしても、ほとんどの人はピンとこないけど、アウトドア好きや山登りをする人は。風呂コストに理解を示してくれると思う。
将来、小屋暮らしやスモールハウスにトレーラーハウス、キャンピングカーなども視野に入れると、風呂問題は悩ましいのである。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。
ライフスタイル系 ガイド:
ストレスフリーな毎日を過ごしたい!
興味のあるキーワードは、セミリタイヤ、移住、モバイルボヘミアン、オフグリッド、ソーラー発電、AI家事、隠居系、隠者などなど。
ネコのように丸くなって暮らしたい……。