久しぶりに、キャベツのコールスローを作った。
おおざっぱに言うと、塩と油と酢の漬物だ。
一応、たいめいけんのレシピを参考にしている。
たいめいけんは、日本で最も有名な洋食屋で、今でも、コールスローとキャベツの小皿を50円で出している。
太っ腹だ。
さらに、コールスローのレシピを公開している。
太っ腹にもほどがある。
自分の場合、たいめいけんのレシピを参考にした、と言いながら、かなり自己流にアレンジしてある。
いつものパターンで、冷蔵庫に常備してある甘酒、塩麹、酢麹、どぶろくを使う。
サラダ油がないので、オリーブオイルで代用するし。
これが、また、美味かった。
自分で作った「手前味噌」効果だけではなかった。
なんで、こんなに美味く感じるんだろう、と考えていたら、思い当たることがあった。
湯漬けや炊飯器調理が中心の食生活になってから、すっかり、油にご無沙汰していたのだ。
ヘルシーでいいや、と思っていたものの、なんとなく物足りなさを感じていたのだった。
セブン&アイのお惣菜シリーズを買うようになったのも、そのあたりが原因だったようだ。
美味いと思ったのは、ごぼうサラダ、ポテトサラダ、かぼちゃのサラダなどマヨネーズ系ばかりだったし。
おひとりさま男子の食生活には、油とマヨネーズが必要不可欠のようだ。
今さらながら、思い知った。
そういえば、「OL進化論」というマンガで、男に作る料理なんて、しょうゆまたはソースか、あとはマヨネーズをたっぷりいれて味つけしておけばいいのだ、てなセリフがあったけど、まったく、その通りだった。
まあ、自転車も油をささないと錆びるし、身体にも、ほどほどに油をさすことにしよう。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。