真面目なエッチ
マンガの中で、エッチについて、真面目に? 取り上げた作品は、あまり見たことない。
朝になったらスズメがチュンの世界から、一気に、触手がうねる妄想のエロに走ってしまうようで、中間が空白地帯になってる気がする。
ほのぼのエッチ
『ふたりエッチ』は、チェリーボーイとバージンガールが結婚して、気持ち良いセックスを目指していく話だ。
絵柄のせいか、キャラクターが初々しいせいか、エッチがテーマなのに、ほのぼのとしたムードだ。
連載20周年で記念式最新刊は71巻だった。
すごいなあ。
アダルトビデオを見ると、超絶技巧のテクニックや、動画受けする派手なアクションばかりで、みんな、普通のエッチがわからなくなってるのかもしれない。
『ふたりエッチ』は、普通の中間層のニーズをがっちりと鷲づかみにしたようだ。
時々、紹介される統計データは怪しげだけど。
暴走する性
他に、真面目な? エッチのマンガで思い出すのは『形式結婚』だ。
マイナーな雑誌で連載してたこともあって、あんまり話題にもならならかったけど、ずいぶん巻数を重ねていたので、人気はあったんじゃないだろうか。
ちなみに全25巻だ。
こちらは、セックス嫌いな男女が形式結婚したけれど、逆に、二人とも様々なセックスを求めて暴走してしまうストーリーだ。
性に振り回される男女を描いたギャグマンガで、サブタイトルの「正しい性聖書」が泣かせる。
明るい下ネタ
下品にならない程度の明るい下ネタは、4コママンガが強い。
なかでも、さんりようこのマンガには、耳年増で自意識過剰な女の子たちが登場して、女子の本音を男子にちらりと教えてくれる。
女子はメイクや服や髪や身体の手入れなど、必要経費がかかるから、飯代ぐらいは男が出して当然、と主人公(♀)が思うシーンがあって、なるほど〜と思った記憶がある。
軽い衝動
明るい下ネタ最新番が『低反発リビドー』だろう。
フェチと言うほどでもない、軽い衝動。
彼女を手料理で太らせて、軟らかい肌を楽しむ、一見、料理好きの草食系男子。
彼女は、むくむく太ってきて……。
同じマンションに住む男女の群像劇で、カップルだと、男女の視点が入れ替わるのも楽しい。
くすりと笑えるくらい
あまりにもエロがエグ過ぎて、ドン引きしてしまうマンガは多い。
ニーズがあるから、しょうがないんだろうけど。
エッチや下ネタは、思わず、くすりと笑ってしまうぐらいが、ちょうどいいと思うんだけど。
まんが、コミック&Cool Japan ガイド:
子どもの頃からマンガを読んできた。
買ったり、借りたり、100円で買えるようになったり、図書館で借りられるようになったり、宅配レンタルできるようになったり、スマホで見れるようになったり……。
時代の変化はあったけど、とにかくずっと読んできた。
あるマンガ読みの、つぶやきとレビュー。