クルマを処分してから
半年が過ぎた。
カーシェアリングも二ヶ月で解約してしまった。
生活はほとんど変わらない。
一度だけ、自転車を修理に出すときに困ったことがあったけれど、モノがホイールだったので、背中に背負って、もう一台の自転車に乗り、自転車屋に持ちこんだ。
フレームだったら、輪行袋に入れて、電車&バスで行くか、面倒くさかったらタクシーで持ち込んだかもしれない。
24時間やってるタクシー会社が近所にあって良かった。
もっとも、このタクシー会社の存在もクルマ処分のきっかけなのだが。
散らかしておける
クルマをやめて良かった理由の一つに、ガレージが広く使えるようになったことがある。
ちょうどクルマ一台分のスペースが空いた。
粗末だけれど屋根付きだ。
もともと苦手だったメンテナンスが、ずいぶん気分的に楽になった。
作業途中で疲れたり、上手くいかなかったりしたら、そのままの状態にしておいても大丈夫なのである。
これが地味にありがたい。
一息つけるし、休みだったら翌日にまわしてもいいのだ。
おかげで、ずいぶん気持ちが楽になった。
夏は蚊取り対策を
ついでに、この時期ガレージ作業に欠かせないものを一つ。
それは、「アース製薬 電池でノーマット 180日用」だ。
蚊に刺されやすいので必需品。
最近のは電池式になったのでコンセントがいらなくなった。
180日用なので、一夏もつのもありがたい。
何より効果が強力だ。
あまりに効きすぎるので、普段は使ってないくらいだ。
何の根拠もないけど、これだけ効き目がありすぎると、ひょっとして身体に良くないんじゃないかと思ってしまうのだ。
そんなわけで、ガレージでだけ使うことにしている。
冬は防寒対策を
あと、これから買おうと思っているのが電気ストーブだ。
冬場に活躍してくれるだろう。
ただでさえ苦手なメカいじりなのに、寒いのをガマンしながらやっていると、ますますストレスがたまる。
寒そうだし、今日はいいや、とばかりサボってしまうこともあった。
メカ音痴にこそ、快適なガレージ環境は必要なのだ。
立体的空間活用より単純に広いスペースを
自転車雑誌はほとんど読まなくなってしまったけど、ガレージ特集をやっていると、つい手にとってしまう。
掲載される人は、どの人も空間を目一杯活用するために、さまざまな工夫を凝らしている。
でも、思い切って、週に一回ぐらいしか乗らないクルマを処分してしまえば、スペース丸々自転車用ガレージになるのだ。
クルマの駐車場代を払うくらいなら、コンテナを借りて自転車ガレージにするのも良さそうだ。
あとがき
それにしても、ガレージ特集で取り上げられる人たちのガレージのすさまじいこと。
あのおびただしいパーツと工具はいったい何に使うんだろう……。
自転車通勤編プロフィール
自転車通勤(片道15㎞)7年目。 クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。 クルマを処分したので街乗りが増えそう。 ブルベ参戦経験有り(SR取得)。 「やまめ乗り」修業中。