らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

限界ハウス、ダメ家事男子。:「勝間式 超ロジカル家事」を読んで

勝間和代さんのベストセラー

いや〜、すごい本だった。

家電をフルに使って合理化を図っていたけれど、例えば、調理家電やキッチンツールを駆使して、ガスコンロや包丁を使わない、なんて考えたこともなかった。

以前書いたことのあるファミリーレストランサイゼリヤ」に似ている。

限界ハウス、家事男子。:鳥はむとサイゼリヤ - らくだのライフハック

家事の効率化について、仕事のように、本当に真剣に考えたことがあるでしょうか。

この言葉にはズシンときた。

書評や内容については大勢の人が書いてるので、ダメ家事男子の立場から書いてみる。

 

手作りじゃなくていい

そうか、機械にやらせればいいのか、と言うのは目からウロコだった。

 

自分のような、「おひとりさま」な「ダメ家事男子」にも、「手抜き ダメ ゼッタイ」の呪縛はある。

ましてや、家族持ちオプション姑付き女子だったら、いったいどれだけの呪縛に苦しめられているんだろう。

想像すると、ちょっと怖い。

 

もともと、「限界ハウス、ダメ家事男子。」を書き始めたのだって、最小限の努力で「健康で清潔な最低限度の生活」を実現するためだった。

なるべく金をかけない方がいい、てのが頭にあったせいか、「節約」方面にばかり気が行ってたけど、 家電の導入は「投資」と考えれば良さそうだ。

まぁ、今すぐには買えないし、第一、置き場所がないけれど、勝間式にのっとり、今あるもので工夫することから始めてみよう。

とりあえず、炊飯器でご飯炊く以外のことから手をつけてみよう、と思った。

 

 サヨナラ 家事代行サービス

家事代行サービスが、あまり役に立たなかったことも参考になった。

なるほど、勝間さんが書いているように、家政婦さんは、生ゴミのようにはっきりとゴミだとわかるものは捨ててくれるけど、ダイレクトメールのように必要なのかどうかわからないものには手を出さない、出せないのだ。

 

試しに、一度、頼んでみよう、と考えてた人はけっこういると思う。

自分もそうだった。

でも、この本読んで、あきらめがついた。

手を出す前で良かった……。

 

 コンニチワ家電製品

家電がこんなに進化してたとは知らなかった。

よく、家電にくわしい芸能人がいて、それだけで一つのジャンルになってるのを不思議に思っていたけれど、これだけ色々あれば無理のない話だ。

 

今は無理だけど、いつかは皿洗い機や乾燥機、お掃除ロボット「ルンバ」や「ブラーバ」を買おう、と思った。

ちなみに、ルンバの名前は聞いたことあるけど、拭き掃除をしてくれるブラーバは初めて知った。

 

まだまだ工夫の余地がある

 勝間式の全てが自分にあてはまるわけではない。

 

例えば、買ってみたい家電があっても置き場所がないように、ちょっと無理なものもある。

 

また、別の理由で実行に移さないのもある。

例えば、別カテゴリーで書いてるように、発酵食品を偏愛しているので、調理家電の導入は馴染まなそうだ。

ちょうどいいかげん発酵術:オフグリッドはやめとこう! - らくだのライフハック

そんなことよりも、突きつめて考えていけば、ここまで、できるんだ、とわかったことが大きい。

まだまだ工夫の工夫の余地がありそう。

それがわかっただけでも、買った価値はあったと思う。

 

限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール

 空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を夢見て試行錯誤中のへなちょこ家事男子。