最近、歯みがきで困っている。
酒を飲みながら晩飯を食べた後、いつの間にか寝てしまうのだ。
歯みがきをせずに寝てしまうと、翌日の朝、口の中が気持ち悪い。
また、できなかった、なんでこんな基本的なことができないんだろう、と朝っぱらから落ちこむ。
歯周病も気になるし、口臭も気になる。
なんとかならないもんだろうか?
歯みがきの新常識
ところで、歯みがきについて、かなり常識が変わってきてるようだ。
例えばーー。
・食後30分以内にすぐ磨かないほうがいい。
細かいことはわからないけど、すぐに磨くとすり減るそうな。
でも、だからと言って、そのまま磨かずに寝てしまうよりも、すぐに磨いたほうがマシなような気もする……。
・1日3回磨くよりは、1日1回でいいからていねいに磨く。
歯科衛生士からアドバイスされて気が楽になった。
24時間以内に1回磨けばいい、と思えば何とかなりそう。
ただ、最近は、これを理由に歯みがきを後回しにしてしまってるような気もする……。
・寝ている間、口の中に雑菌が発生する。
もし、磨くとしたらーー。
① 起床後
② 寝る前
がいいそうだ。
食後じゃなくなってるのには驚いた。
お年寄りなどで、起きてから朝食前に磨く人がよくいて、無駄なことしてるなあ、と思っていたが、間違っていたのは、むしろ自分だったのだ。
自分の歯みがきも昔と違って変わってきている。
歯周病が気になるようになってからだ。
糸ようじは使うようになったし、歯間ブラシは太いのと細いのとで2種類も使っている。
歯ブラシは、あえて安物を使って、早目に取り替えるようにしている。
ブラシで汚れを落とすより、雑菌の方が気になる。
先の尖ったスウェーデン式歯ブラシも使う。
歯と歯肉の境目を磨くのだ。
年に2回は歯医者の定期検診を受けて、歯科衛生士からアドバイスをもらう。
こうして書いてると、我ながらよくやってるなぁ、と関心する。
いったい、いつからこんなことになったんだろう。
歯周病の時代
記憶の限りじゃ「歯周病」が世間に知られるようになってからだ。
初めて耳にした時は「死臭病」と誤変換したものだった。
口臭がひどくなると言う意味では、あながち間違いでもないか。
歯科衛生士からは、このまま放ったらかしておくと、歯が根元から腐る、と脅かされた。
検査と称して、歯ぐきと歯の間に細い針を刺して、どれだけ針が深く潜るかで、歯周病の進行状況を調べたりもした。
1本の歯につき、前側の右・中央・左、後ろ側の右・中央・左と6箇所さすのだ。
全部の歯にこれをやる。
歯が40本として、240回刺す。
ガマンできないほどの痛みではないけれど、ちくちくちくちくちくちく……、何の拷問だ、と思ったものだ。
この検査は今でも続いている。
一生、やるんだろう。
歯にはつくづく苦労させられるーー。
あとがき
さすがに、仕事へ行く前は口臭も気になることだし歯みがきできてるけれど、問題は夜、寝る前だ。
せめて、うがいして、口内を消毒したいとは思ってるんだけど……。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。