長い間、クロックスをバカにしてたので、初めて履いた時には、あまりの履きやすさにびっくりしてしまった。
靴にありがちな締め付け感が全くないのだ。
足の指と指の間が広がる感じ。
五本指サンダルやスポーツサンダルよりも気持ち良い。
どうりで大勢の人間がはいてるわけだ。
とは言ってもあの穴ぼこだらけのルックスはなあ、と思っていたら、空いてないタイプのもあるのだった。
主に看護師や介護士の人など立ち仕事の人が履くようだ。
足の甲に薬品が落ちたりしたら大変だから穴が空いてないわけだ。
よく見ると横穴がいくつか空いてるけど目立たない。
ちなみに料理人用バージョンもあって、こちらは横の空気穴がない。
厨房は水を流すから濡れないように。
Amazonのレビューを見ると、ムレやすいと言う人と、そうでもないと言う人がいた。
自分は一応避けておいた。
また、甲の部分が合成の革タイプのもあって、こちらも買ってしまった。
より、サンダル臭さはぬけている。
ぱっと見、すぐにはわからないのでは。
クロックスがメインとなってから、履き物はほとんどメンテナンスフリーとなった。
気になれば水で洗えばいいだけだ。
よほどひどい雨でもなければ、靴下までビジョビジョになったりはしない。
汚れても、水洗いでおしまい。
冬でも、分厚い靴下を履いてクロックスだ。
よく考えたら、暖かい靴より暖かい靴下の方が、足にフィットしてる分ムダがなさそうだ。
今時の防寒用靴下は強力なので、サンダルでも寒さは感じない。
おかけでスニーカーの出番がすっかりなくなってしまった。
捨てるのももったいないので、まだあるけれど。
久しぶりに履いた時など妙に重く感じてしまう。
以前は、こんなに重いものを履いていたのか、と。
UNIQLOのウルトラライトダウンを着た時に、重いコートが着られなくなったのと同じだ。
クールビズが定着して、ネクタイをしなくてよくなってから、ずいぶんと夏は楽になった。
(思えば、新社会人の頃は、ネクタイを締めただけで気持ち悪くなっていた)
ついでに足元もフリーにしてもらえると助かるんだけど、さすがにムリそうではある。
あとがき
以前は、「サンダルは素足」という思い込みがあった。
サンダルに靴下なんて、「暑いんだか、寒いんだか、はっきりしろよ!」て感じだった。
一度やってみると、もう素足には戻れない。
汗がベタついたり、皮がむけたり、小石が痛かったりすることもない……。
限界ハウス、家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を過ごすべく試行錯誤中。テーマは衣食住・炊事・洗濯・掃除・健康・マネーなど。