自転車通勤の時は、パンク修理用のセットをリュックの中に常駐させてます。
セットといっても、必要なものを100円ショップで買ったメッシュのポーチに入れてあるだけですが。
ちなみにチューブは二本入れてあります。
大げさすぎるでしょうか?
これは過去の失敗がトラウマになってしまってるからです。
まだ、ロードバイクに乗り始めた頃の話です。
川沿いのサイクリングロードを上流へ遡っていくロングライドに出かけました。
夏の暑い盛りの頃です。
往復で200㎞ばかりのコースでしたでしょうか。
最初は、変な言い方ですが普通のパンクでした。
つたないながらも修理に入ります。
ただ、焦っていました。
今なら飲み物でも飲んで一息ついて、落ち着いてからチューブ交換を始めてますが、この時は初心者だったし、ロングライド中だったので、早く直さないと帰りが遅くなると思ってしまったのです。
このため、チューブがタイヤに噛んだまま空気を入れてしまうミスをしてしまいます。
パァンと音がして2度目のパンクです。
川の上流で、あたりは何もありません。
周りを見渡すとお寺が見えたので、川土手を降りて緊急避難します。
まだ、スマホは使っていませんでした。
オールドファッションな解決法を取ります。
104へ電話して、最寄りのタクシー会社の電話番号を。
筆記用具がないので、土の地面に枝でメモしたのを良く覚えています。
ホイールを外してタクシーのトランクに乗せてもらい、運ちゃんが知ってる最寄りの自転車屋へ。
ところが代替わりしてバイク屋になっていました。
親切な店長が昔のコネで知り合いの自転車屋からロードバイク用のチューブを取り寄せてくれます。
せめてもの意地で、チューブ交換は自分でやりました。
待ち時間が、やたらと暑かった記憶があります。
あと、取り寄せてくれたチューブはバルブが短いタイプで、初心者には携帯用ポンプで空気を入れるのが大変でした。
まぁ、文句言ったらバチが当たるシチュエーションですね。
それ以来、「チューブは二本」が標準仕様になりました。
重さもかさばり度もたいして変わりません。
二本ないと、なんとなく落ちつかない気分になります。
「ぱあん」と音が聞こえてきそうで。
行きつけの自転車屋の店長からは、「暑いとゴムは伸びるからねえ」と慰めの言葉をいただきました。
その後、チューブ二本どころか、予備タイヤを持ち歩いている人も結構いることを知ったりします
さすがにそこまではやらないなあ。
いずれにしても、「チューブは二本!」です。
あとがき
チューブそのものにはこだわってません。
安物を使ってます。
タイヤは耐パンク仕様のものを使ってるんですが。
「パンクしにくい」チューブもあるようなんですが、どれだけ効果があるのかなあ……。
自転車通勤編プロフィール
自転車通勤(片道15㎞)7年目。 クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。 クルマを処分したので街乗りが増えそうです。 ブルベ参戦経験有り(SR取得)。 「やまめ乗り」修業中です。