らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

限界ハウス、家事男子。:週末に家事の時間を作ることから

自分の場合、とりあえず週末家事から始めてみたら何とかなりました。

 

今にして思えば、家事初心者が平日に家事をしようというのは無謀でした。

実行に移せず自分を責める、の繰り返しです。

 

週末はぐったりしてました。

土曜日は一日中寝てるような感じで。

でも、日曜の昼過ぎぐらいになれば、何とか起き上がれます。

 

で、ぼんやりしたアタマで考えるわけです。

「もう平日の家事は捨てよう」と。

どうせできないんだし。

今、かろうじて家事ができそうなのは休日だけなんだし、休みで余裕のある時に、やれることからやっていこう。

祝祭日やら有休やらも合わせれば何とかなるんじゃない?

 

決めたまでは良かったのですが、実行するまでには間があきました。

また、考えます。

何でできないんだろう?

 

よく考えてみると、土曜は寝て曜日、日曜は昼過ぎに起きだして出かける。

結局、時間がないのです。

家事の時間を作ることから始めなければいけませんでした。

今、こうして書いていても情けなくなってきますが、当時はこれがデフォルトでした。

何の疑問もなかったでしょう。

 

改めて週末の過ごし方を見直してみると、日曜の午後はたいした用事もないのに出かけていました。

図書館へ行って山ほど本を借りてきて読まずに返却したり。

スーパーへ行って食材を買いこんで、結局、腐らせたり。

ユニクロで服を買ってきて、結局、着なかったり。

 

どうも、休日は用がなくても出かけて金を使わなくてはいけない、と思いこんでいたようです。

いったい何のマインドコントロールだったんでしょう?

 日本経済の活性化には貢献したかもしれませんが、自分の生活は下げ止まり状態です。

 まあ、一日中、家に閉じこもっているのもどうかと思いますが、雨ざんざん降りの中を、用もないのに出かけるまでしなくても良さそうなもんです。

まったく、何であんなに街をふらふらしてられたんだか、です。

 

ともかく、「用もないのに出かけない。それよりは家事をする」と決めました。

家事以前に、家事の時間を作るところから始めなければならない。

本当にささやかすぎる第一歩でした。

 

また、これもまた「今にして思えば」ですが、必要のないこと、特別にやりたいわけでもないのにやっていることが、結構ありました。

そういう無駄を見直していくきっかけにもなったのです。

大げさな言い方をすれば、家事だけにとどまらず、シンプルなライフスタイルを目指し始めた、となります。

実際、その後、断捨離やらミニマリストやらに興味を持つようになっていきました。

 

限界ハウス、家事男子。プロフィール 

限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を過ごすべく試行錯誤中。テーマは衣食住・炊事・洗濯・掃除・健康・マネーなど。