らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

自転車通勤編:「たまに雨の日自転車」を強く推奨する理由

基本的に、ロードバイククロスバイクは雨の日には乗りません。

細いタイヤは滑りやすいです。

もちろん、自転車通勤でも、雨の日には別の交通手段を使うのが普通でしょう。

身体を休める意味でもちょうどいいし。

 

 でも、現在、雨の日にも自転車で通勤してしまっています。

マウンテンバイクを買ったので、雨天の稼働率はさらに高まるでしょう。

なぜ、こうなったのか?

 

きっかけの一つは、出先で突然雨に降られたことです。

川沿いのサイクリングロードを上流へさかのぼった帰りでした。

唐突にドス黒い雨雲がカミナリをそれこそ雨のように降らせながら追いかけてきたのです。

ど田舎で、まわりに森はおろか木もないような大平原みたいな場所でした。

雷雲は大きすぎて光りすぎて暗すぎて現実感がないほどで、まるでディズニーのCGアニメのようだ、と思った記憶があります。

 

追いつかれたら落雷に遭うのはわかりきっているので、必死になって走りました。

川沿いのサイクリングロードは、ほとんどまっすぐでしたが、たまに橋の下をくぐる時など、慣れてないウェットな路面で、何度もヒヤリとさせられました。

最後には何とか逃げ切れたのですが、雨の日の頼りなさは、後々、トラウマになったのです。

ゲリラ豪雨が増えていたし、嫌でも雨対策について考えないわけにはいきませんでした。

 

二度目のきっかけはブルベに参戦したことです。

必ず雨に降られました。

「雨男か?」とからかわれたりして、いや、そんなはずは、と思わず人生を振り返ったり。

でも、よく考えたら、600キロを40時間くらいかけて走るのです。

おまけに、川沿い、海沿い、山沿い、と天候の変わりやすいところがコースになります。

天気予報で、どんなに天気が良くても、必ず一度はポツリと降るのがあたりまえです。

 

ブルベ時の雨対策のために、雨の休日にわざわざ走ってみたりしているうちに、雨の日に走ることには何の抵抗もなくなっていました。

何事も慣れるものですね。

だからと言って、雨の日もジテツウしようとまでは言うつもりはありません。

ただ、たまに、雨の日に走っておいた方がいいです。

突然、雨に降られて、危なっかしく自転車に乗ったり事故ったりするよりはマシなのではないか、と思います。

長く乗り続けたいと思っている人には、強くオススメします。

 

自転車通勤編プロフィール:

 自転車通勤(片道15㎞)7年目。

 クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。

 クルマを処分したので街乗りが増えそうです。

 ブルベ参戦経験有り(SR取得)。

 「やまめ乗り」修業中です。