なるべく節約するような生活を送ってきたので仕方がないと思うけど、ちょっとケチケチしすぎたのかもしれない。
本や漫画にかけるお金の事だ。
楽しみといえば本や漫画くらいのものなのに金をかけなさすぎたような気がする。
こんなことを考えるようになったのは、Kindle の読み上げで本を聞くようになってからだ。
平日の隙間の時間を使って本を聞く(休みの日は不規則だ)。1日に大体2時間から2時間半ぐらい。一週間で一冊から2冊の本を読める。いや、聞く、か。
大雑把に2冊として、1ヶ月だと大体8冊、1年だと96 冊。100冊近くのKindle 書籍を聴くことができる。
実際には同時進行で紙の本を読んでいたりするし、漫画も毎日読んでいるけど、ややこしくなるので、ここでは kindle 書籍に限って考えてみる。
1年に100冊、一冊あたり1000円として、約10万円。ひと月1万円の予算だとすると1年間で12万円だからもうちょっと余裕がある。
いや、Kindle Unlimited 読み放題サービスで一か月あたり1500円払っているから、ちょうどトントンだ。
これだけ読書が好きな人間なんだから、1ヶ月につき1万円ぐらいは本代に使ってもいいよなぁ。
同じように漫画だって1月に1万円ぐらいかけてもいいような気がする。
確かに無料の漫画アプリはいっぱいあって、こんな素晴らしい作品が無料で読めるのかと驚いたりするけれど、1年間トータルでずっと続くわけではなく、何か面白い作品はないかとアプリからアプリへ探し回っている時間の方が多いような気がする。
本でも漫画でも、そのうちじっくりと読んでみたいと思う作品はいっぱいある。
大体は骨太の作品だったり、長編シリーズだったり、古典ものなど少々とっつきにくい作品だったりする。
いくら人生100年時代だと言っても、心の中で積ん読してる作品を全部読もうとしても果たして読み切れるのか。
こんなことを考えるようになった。
できるだけ金を掛けずにおもしろおかしく生活するが身上だったけれど、時間は有限だ。
これからは少し考え方を変えて、金を出してでも読みたいと思う本や漫画を積極的に買って読んで行こうかと思う。