らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【働き方自己改革】格差広がる事務職カーストな職場で社内フリーランスは三国志的にポジショニングできるのか?


平凡な事務の仕事をしているけれど、そんな職場にも、そろそろ時代の波ってやつが押し寄せて来始めた。


自分の職場と言えば、現場に出ることはほとんど無いけれど、ワイシャツ&ネクタイに作業服の上着を着た人がちらほらいるような感じ。ホワイトカラーでもブルーカラーでもないような。グレーカラー? 第一、ホワイトカラーって、もう死語かな?


ともかく、平凡な職場で平凡な事務をやっている。その事務の仕事にも、何となく二極化が進んでる、格差が広がってるような気がするんである。


例えば、Aタイプーー。

・仕事を作る人

・マニュアルを作る人

・指示する人

・トラブルを解決する人

・責任を取る人

・組織に必要な資格を持ってることが多い。


かたや、Bタイプーー。

・指示されて仕事をする人

・マニュアル通りに仕事をする人

・「私、責任、取れません」が口癖の人

・よく、「我慢してる」「真面目にやってる」と主張する人


Aタイプが上司で、Bタイプが部下の組み合わせだと問題ないけど、そうでない場合は、ややこしいことになる。今、書いていて思ったけど、わりと平和な職場って、Aタイプ=上司、Bタイプ=部下のパターンだったなあ……。


同じセクションに何年もいて、誰よりも仕事に詳しい、そんな人がAタイプになる。言わば、キーパーソンってとこか。上司も遠慮してしまう感じ。仕事熱心なんだけど、プライドが高くて人の話を聞かないので、お山の大将になりがちだ。


お前はどうなんだ? と言われると、「どちらでもない」と言う返事になってしまう。けっこう微妙なポジションなのだ。仮にCタイプとするとーー。

・上司が一人

・外注スタッフと仕事

(窓口になってる人が一人)

・部下はいない

・セクションの中では、独立したプロジェクト

・プロジェクトの問題点を洗い出してカイゼンする

・トラブルが起こると窓口サンから報告されるので一緒に対応


この微妙なポジション、実はすごい楽だ。


一番楽なのは、基本、上司のOKさえもらえたら、自分のペースで動けるのだ。これまでは、キーパーソンであるAタイプと上司と、二方向から仕事が降ってくることが多かった。意見が食い違っていたりするとシワ寄せが来て面倒だったりした。あとは、周りに気を使ったり逆に、「なんで、オレばっかり」とか……。


そして、部下の面倒を見なくても良い、これが、また、楽だ。Bタイプの人間に仕事を振ったり、進行状況を気にしたりしなくてすむのである。部下を気にするのと、外注スタッフを気にするのとでは、ストレスの感じ方がずいぶん違う。当然、外注スタッフ相手の方が気楽である。


最近は、本田直之さんのように、組織のトップを目指すのではなく、フリーランスに近いスタイルを志向する人も増えてきたようだ。無理もない。

モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには

モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには


ホリエモンこと堀江さんも、著書の中で、父親じゃあるまいし、社員の面倒を見るのが苦痛だ、てなことを、よく書いていた。読んだときはピンと来なかったが、今では、なるほどなあって感じである。

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)


仕事の内容も、問題点を発見する、つまり仕事を作るのが仕事。これまた楽だ。人から言われた仕事をやっていると、どうしても、Aタイプの都合次第で、やり方がコロコロ変わったり、Aタイプが不機嫌な時は、ご機嫌を伺わないといけなかったりする。これが無い。


自分で作った仕事だと、自分のペースで動ける。ちょっと、調子が悪いときは無理せずやり過ごしたり、調子が良いときは、どんどん先に進めておいて後で楽したり。人に合わせなくて良いと言うのは、本当に楽だ。


さて、あらためて周りを見回してみると、Aタイプ・Bタイプともに、なんだかひどくストレスフルだ。Aタイプは自分の思い通りに動かないBタイプにイライラして、BタイプはAタイプの顔色をうかがうのに疲れている。


こんな状況にいると、どちらでもないCタイプの自分に、妙な矛先が回ってくる。どうも、厳粛な序列に属さず、好き勝手なことをしているように思われているみたいだ。


自分からすれば「格付けやマウントの取り合いは、そっちで勝手にやってよ」と言いたいところだけど、なにぶん、少数派・マイノリティなので分が悪い。


まぁ、なるべく関わり合いにならず、小競り合いも起こさず、さっさと自分の仕事を片付けて、定時で帰ったり、有休を取ったりしたいもんだけどーー。


それにしても、仕事を作る人、言われたとおりに仕事をする人、どちらでもない人、同じ事務職でも、個性みたいなものが、はっきりしてきているような気がする。


この先、4月からは働き方改革が施行されるようだし、AIや外国人労働者が、だんだんと職場にも入ってくる。


実を言うと、近々、「職場にAIを取り入れるとしたら」て感じの研修が行われる予定で出席することになっている。もちろん、手を挙げて希望した。


うちのような職場にも、ついに「AI」が! と感慨深い。この先、働き方も、大きく変わっていくんだろうか?


個人的には、フレックスやテレワークやワーケーションなんかが導入されると働きやすくなるので大歓迎だ。仕事は嫌いじゃないけど、「職場が苦手」なので、時差出勤や休日出勤もグッド! 実際、やらなきゃならない時は積極的に手を挙げてきた。


つまるところ、「人間関係のストレスがなるべく少ない職場で働きたい」。これに尽きるようだ。


さっさと辞めて、ブログや投資による収入で暮らせれば良いのだが、とてもそんな能力は無さそうだ。


第一、ひたすら情報発信し続けられるような体力もない。インフルエンサーに認められるようになるまでの労力を考えたら、人間関係のストレス込みでも、職場の方がなんぼか楽だ。


フリーランスも、トップレベルの人たちは先行者優位で評価経済社会謳歌してるようだけど、底辺のフリーランサーは悲惨なことになってるし。


外資系でフィンテック関係の会社などでは、月に一回、会社・事務所へ顔を出せば良いと言う、天国みたいな所もあるようだ。


自分のような、能力も意欲も体力もハンパな人間は、ユルい組織に所属して、出来るだけ自由度の高い、人間関係のストレスが少ないワーキングスタイルを模索するのが現実的な対応のようだ。


とりあえず、今の職場で、どう動くかーー。AタイプにもBタイプにも、出来るだけかかわらず、カーストの枠外にポジションを作って、静かに淡々と効率良く成果を積み重ねていくーー。


なんだか気分は三国志の「蜀」である。うだつの上がらない劉備玄徳か。「魏にも呉にも勝てそうもないんだから、南方へ進出して『蜀』を作って、上手く立ち回りなさい」と孔明に言われたような気がしたけど、もちろん、ただの錯覚(妄想?)だ。


カテゴリー紹介 #ライフスタイル

ネコのように丸くなって暮らしたい……。

特別な夢や本当にやりたいことは無いけれど、ストレスフリーで快適な毎日を過ごしたい。

人混みと満員電車と行列と渋滞と人づきあいが苦手で、インドア&地元で過ごしがち。

最近は、読書しながら旅でもしようか、ともくろんでいる。

年300万円で、コストのかからない「健康で文化的な最低限度の生活」を目指して試行錯誤中。  

【スマホで確定申告】医療費控除・ふるさと納税の控除(還付)が簡単に出来たけど注意が必要(e-Tax)


事前に税務署へ出向かなきゃダメ!

これについては既に書いた。一度、申し込んでしまえば後はずっと有効とは言え面倒くさい。自分の場合、職場近くに税務署があるから良かったけど。ちなみに、住んでるエリアの税務署じゃなくても、税務署だったら、どこでも手続きは出来る。


副収入ある人は?

自分の場合、副収入が無く、確定申告と言っても、実際は、医療費控除と、ふるさと納税の控除だけ。還付金目当てだ。


だから問題ないけど、株・投資などで副収入がある人は、事実上、出来ないケースもあるらしい。副収入ある人は、事前に良く確認した方が良さそうだ。


マイナンバーカードは要らない?

手続きに必要なのはーー。

源泉徴収票

・医療費領収書(今回は無し)

ふるさと納税の証明書

(寄付した自治体から送られてくる)

・利用者識別番号と暗証番号

(あらかじめ税務署で手続きしたときに印刷したものをくれる)

マイナンバーカードの「番号」


結局、マイナンバーカードは要るの? 

ややこしいのだが、マイナンバーカード自体は必要ないが、マイナンバーカードの番号は入力しなければならない場面がある。

結局、要ると考えた方が無難。自分の場合、マイナンバーカードのコピーが手元にあったので良かったが、けっこう慌てた。職場で昼休みにやってたもんで(家だとサボってしまう)。


ふるさと納税した自治体は何県? 

これも、地味に面倒。寄付した自治体から送られた証明書には、当然、「○○市」とは書いてあっても、どこの何県の○○市なのか書いてない自治体もあったりする。検索すりゃ分かるけど、ややこしい作業中なのでイラつく。事前に証明書をチェックしておこう!


スマホ操作自体は簡単! 20分程度。 

スマホでの操作・入力自体は簡単だった。

ここから入る。


最初の画面はこんな感じ。


いきなり、こんなメッセージが出て慌てるけど、一度、入力すれば次回からは必要なくなる、はず……。


選ぶのが微妙に面倒くさい。斜めってるし。ちなみに、県は北から南へ順番に。市町村は50音順。


結局、オススメ! 

いろいろ文句書いたけど、結局は、楽で便利になりました。数年前と比べたら、段違いに分かりやすくもなってるし。来年は、もっと楽になるはず。医療費控除とふるさと納税控除のみの人にはオススメします。


ふるさと納税のワンストップ特例制度は面倒!

あと、ふるさと納税については、ワンストップ特例制度があるけれど、かえって面倒。どうせ、いつかは年を取って医療費が増えて、医療費控除するようになるんだし、確定申告を覚えた方が楽だと思う!


カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま 

空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。

【コーヒー】水出しコーヒーと言う武器を手に入れてしまったのだ。


「水出しコーヒー」を飲むようになってから、コーヒー飲む率が倍近くになった。いつも、ボトルにアイスコーヒーをつめて職場へ持参してて、一日かけて飲んでたけど、水出しコーヒーになってからは、半日で飲んでしまうようになった。


水出しコーヒーの味の特徴は、とにかくクセがない! 事につきる。だから、すいすいと飲めてしまう。夜、一杯だけ飲みたくなって、今まで通りのお湯ドリップ方式で飲んでみると、コーヒー独特の苦味だと思っていたものが、単なる雑味だった、と気づかされる。


どうも、ビールもクセのない白ビールが好みだし、飲み物は、クセのないあっさりタイプが好きなようだ。


さて、初めて、水出しコーヒーを知ったのは、『美味しんぼ』だった。レトロフューチャーな器具に興味を覚えたっけ。


Amazonで似たような器具を探してみると、こんな感じーー。

カリタ ウォータードリップ ムービング 5人用 #45067

カリタ ウォータードリップ ムービング 5人用 #45067


ただ、原理はとても簡単で、基本的に、水の中にコーヒーの粉をぶちこんで、一晩、放置する。これだけだ。どうも、発酵食品と言い、炊飯器調理と言い、放置しておくと勝手に美味しく出来上がる、というのに弱いようだ。ナマケ&ズボラーには、ぴったりである。


もちろん、軟水だの硬水だのミネラルウォーターだのと水にこだわれるし、コーヒーの粉も、細引きだとか粗挽きだとか、いろいろあるようだ。水出しコーヒー向きのレシピ? もちゃんとある。


自分の場合、面倒なことが嫌いなので、水はヤカンで一度沸騰させた湯冷まし、コーヒーの粉は父親がいつも買ってるやつ、そして、冒頭のような水出しコーヒー用のポットを買って使っている。


朝、部屋を暖めがてらヤカンでお湯を沸かし、そのまま放置。帰宅してから、コーヒーの粉をポットにセットし、湯冷ましを注ぎ、冷蔵庫で一晩放置。あとは、朝、ボトルに氷と一緒につめるだけ。


紙のフィルターを使わないし、コーヒーの粉の後始末も一回で済むし、何より美味い! 楽で美味しいのだから、こたえられない。


強いてデメリットを探せば、ホットコーヒー好きの人には向かないぐらいか。水出しコーヒーをホットで飲みたい人は、出来上がったものを温めて飲むんだけど、ここで沸騰させてしまったりしたら、せっかく水出しで作った意味がなくなってしまう。このあたり、ちょっと面倒くさそうである。ま、一年中、アイスコーヒー飲んでるような自分には無問題だがーー。


他に困ってることと言えば、半日で飲みきってしまうので、量が足りないってことだ。もう一本、水出しコーヒー用ポットを買い足ししようかどうか迷っている。


それと、夜、うっかりセットしないで寝落ちしてしまうと、翌日は美味いコーヒーが飲めないってことが起きる。これは、もう、どうしようもない。時間がかかるのが、水出しコーヒーの欠点だ。逆に言えば、時間をかけさえすれば、金をかけなくても美味しいコーヒーが飲めるってことでもあるけど。


あとは、普通のコーヒーを飲むと、マズくてしょうがないってことぐらいかな〜。


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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。

【再考】「私はこんなに我慢している」「オレはこんなにがんばっているんだ」問題について


一度、書いたことがあるんだけど、なぜか、この手の人に、よく、からまれる。よく分からない主張だか何だかを聞かされる。ライフハッカーの天敵だ。


そんなこと主張されても「だから、なんなの?」て感じなんだけど、それを言ってしまうと、火に油を注いだようになるので、おとなしく聞いている。「ですね〜」「勉強になります」ってか。


なぜ、言われるんだろう? よっぽど我慢せず、がんばってもいないように見えるんだろうか? 給料分はきっちり働いてるし、一定の成果も挙げてるんだけどーー。


こう言っちゃなんだが、はっきり言って、真面目だけが取り柄と言うか、要領が悪いというか、仕事ができるとは言い難い人たちばかりだ。「なるべく効率良く仕事を片づけたい」主義の自分とは、水と油なのは、良く分かるんだけど……。



言いたいことは、上記の点と、ほとんど変わっていない。それどころか、近々、働き方改革も始まるし、AIや外国人労働者から次々と仕事を奪われるような時代に突入していくのだ。


我慢&真面目しか武器のない人間は、どんどん隅へと追いやられていくだろう。それは自業自得なんだけど、妙な、八つ当たりだけはしないで欲しいんだよな〜。


そして、我慢&真面目な人に限って、妙に、「労働は尊い」的な価値観があって、まるで自分は正義の旗印を背負ってるみたいな物言いをするので困るのである。仕事スキーでもない自分には、正面から反論しにくいと言うか……。


自分が正しいと思いこんでいるので、平気でコストを無視するし、目の前の人に夢中になってしまって「かわいそうじゃないですか」と感情的になったりするのである。


いや、全くその通りなんだけど、今、ここで、認めてあげちゃうと、同じようなケースみんな認めてあげなくちゃいけなくなるんだけど、後先、考えてないよね。人でなしみたいな目で見るの、やめて欲しいんだけどーー。


そんな人に限って、一日中、ごほごほ咳きしてて、インフルエンザじゃないだろうな? と気が気でなかったりする。


あと、がんばりすぎて、朝、突然、職場へ電話かけてきて、「体調悪いので休みます」と来たりもする。いくら、がんばっても、後で休んじゃ、同じなんだけどな〜。倒れても這って進むのは駅伝だけにしてもらいたいもんだ。


効率良く仕事を片付けて、静かに淡々と成果を積み重ねていくスタイルが理想なんだけど、この頃は、我慢&がんばってる人々への対応コストがバカにならなくなってる。


華麗にスルーして、相手にしないのが一番、と分かっちゃいるけど、スルーしきれてない分が、少しずつたまっていくようで、ちょっと、怖い……。


しみじみと、がんばらずに、ライフハックを武器にして成果をあげていくようなスタイルを構築したいものです。ますます反感を買うかな?


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【家計簿】いつの間にか口座から金が抜かれてないだろうな疑惑と現金払いレシート無しの収支について。あと、『自炊力』。


12/1〜1/15分のクレジットカードの明細が送られてきた。


今回はWiMAX関係で15,000円、引かれていた。たぶん、解約がらみだと思うのだが、こんなに引かれなきゃならなかったか? 確かめたいのだが、面倒くささの方が先に立つ。まぁ、次回の明細から、きれいさっぱり消えてくれれば、こちらも、さっぱり忘れよう。


キャッシュレス社会は便利なことこの上ないが、時々、「何だこりゃ?」と思うようなものが、さっ引かれていて、調べる方法が分からなかったり、分かっていても面倒くさかったりする。いつの間にか、ちょこちょこと抜かれているんじゃないか? との疑念がよぎる。


毎月、引かれていれば、さすがに調べようとするけれど、2〜3カ月に一回、数百円、抜かれてるぐらいだったら、いちいち調べないんじゃないかな〜。大勢の人間の口座から、数ヶ月に一度、千円未満の金額を抜くハッカーがいたら、なかなか良い商売になるんじゃなかろうか?


まあ、格安SIMWiMAXがらみの引き落としは、今回で最後なはず。ちなみに、ソフトバンクからも、今回から引き落とし開始。いろいろあったけど、少しずつ、コストダウンできてれば良いけどーー。


そういえば、宅配レンタルコミックも引き落としされてたけど、これも最後になるはず。これからは、電子書籍版の読み放題サービスかレンタルサービスを使っていくつもり。もっとも、今のところ、無料アプリで読んでるマンガにすっかり満足していて、加入する気配は見当たらない。図書館からも借りてるし。何にせよ、良い時代になったもんだ。


今回は、もう一つ悩みがーー。クレジットカードの明細で、おおよその収支は分かるようになったけど、カードが使えないときの金の流れが分からなくなってきてるのだ。レシートをもらえれば、取っといてるけれど、しばらく忘れているうちに、感熱紙なので数字が読めなくなったりする。


それに、個人商店などでは、レシートを出さないところも、まだ、ちらほらあったりする。まあ、めったに無いけど、それだけに忘れがちだ。だからと言って、いちいち記録するのも、かったるい。レシートを写真に撮るのも面倒なくらいだ。何か良い方法、ないものか……。


今回は、食費が9万円ほどになった。肉と果物をケチらないようにした結果だ。あと、ビールもか。1ヶ月半で9万円だから、1ヶ月換算だと6万円。週、15,000円だ。


今は、チーズにも金をかけ始めたし、卵も、自分で作るのではなく、最初から温泉卵を買うようになった。次回は、さらに金額が上がるはず。それでも、食生活が充実してるおかげで、かなりストレスは少なくなってる。はっきりと自覚できるレベルだ。


朝日新聞を読んでいたら、『自炊力』の作者が素晴らしいことを言っていた。

自分で食事を用意することは『健康』と『経済』の安心につながる技術。

う〜む。全く、その通りだ。外食ばかりしていた頃とは比べものにならない。この『自炊力』と、もう1冊、紹介されていた『料理が苦痛だ』は、図書館へリクエストした。読むのが楽しみだ。自炊力が上がれば、家計だけでなく生活全体が向上する。

自炊力 料理以前の食生活改善スキル (光文社新書)

自炊力 料理以前の食生活改善スキル (光文社新書)

料理が苦痛だ

料理が苦痛だ


あまり節約にはなってないけど、締めるところは締めて、金をかけるべき所にはかけている手ごたえは感じている。このままのペースで行くのである。


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【へうげもの】千利休はストイックなミニマリスト。古田織部はB級路線を行くひょうきん者!


図書館に『へうげもの(全25巻)』が入ったので、ぽろぽろと借りて読んでいる。順不同で、棚に返却されたものから手に取って借りている。多少、順番が前後するけど、1巻から順番に読もうとすると、時間ばかりかかってしゃーない。何しろ、一回につき5冊までしか借りられないのだ。そもそも、順番通りでなくても充分に面白い作品だ。

へうげもの(25) (モーニング KC)

へうげもの(25) (モーニング KC)


このマンガ、戦国時代を舞台に、茶の湯と数寄に夢中になった武将「古田織部」が主人公。武人と言うよりも、文化人くくりの人物だ。ちなみに、千利休の弟子である。


連載中は、ピアスをつけた信長が話題になって、確か朝日新聞に取り上げられた記憶がある。


個人的には、具志堅用高そっくりの加藤清正がツボだった(笑)。虎退治した豪傑のはずが、妙に人間味のある清正になってる。ちょっちゅね!


読んでみると、古田織部は、師匠である利休とは異なる、独自路線を行こうとしてる。


利休が 「甲乙丙」で言えば「甲」、「ABC」で言えば「A」だったとすると、古田織部は、「乙」であり「B」を目指した。


最高のものよりも、「乙(オツ)なもの」を良しとし、「へうげもの(ひょうきん者)」を目指したのだ。思わずニヤリとしてしまう「一笑」を貴んだ「笑福」の世の中を作ろうとしている。


連載当時よりも、今はギスギスした世の中になってるし、織部のユーモアは、さらに貴重になってる気がする。利休の美意識は、かっこ良いけど、何とも疲れそうだ……。


このマンガを読むまで、よく落語に出てくる「オツなもの」が古田織部の由来によるものだとは知らなかった。ついでに語ると、微妙に歪んだ曲線の「とっくり」や「ぐい飲み」も古田織部が考案したものらしい。


利休が端正で完璧なものを志向したとしたら、古田織部は、微妙に崩れたり歪んだりして可笑しげなものを喜んでいたようだ。現代に生まれてたとしたら、ダメージジーンズなどが好みだったかもしれない。仏像フィギュアとかガチャとか、好きそうな感じだよな〜。


自分も、ミニマリストに憧れて断捨離したりしたけれど、あまり徹底できず、中途半端に甘んじている。そんな自分を、どこか情けなく思っていたけれど、無理にストイック過ぎて窮屈な思いをするよりは、オツなもの、おかしみのあるB級で良いのかもしれない、と思うようになった。


ブランドもので、隙のないトータルコーディネートは、かっこ良いけど息が詰まる。ファストファッションや100円ショップの掘り出し物でミクスチャーするぐらいで充分なのかも。古田織部B級グルメの祖である、と言ったら唐突すぎるだろうか。森永卓郎さんあたりと親和性が高い気がする。

B級コレクションのススメ しあわせの集め方

B級コレクションのススメ しあわせの集め方


そういえば、古田織部に関しては、司馬遼太郎先生も短編『割って、城を』を書いている。こちらは、ややダークな印象。茶碗をわざわざ自分で割って継ぎを当てて、自分の作品として取りこんでしまう。そんな織部の美意識を、どこか冥(くら)く歪(いび)つなものとしてとらえていた。

人斬り以蔵 (新潮文庫)

人斬り以蔵 (新潮文庫)


それでも、意外なことに、マンガのひょうきんな織部、司馬遼先生のダークな織部、どちらのラストシーンも、すごく似通っているのだ。


ラストシーンは、おそらくは史実とは違うのだろう。それは、作者が、「こうであって欲しい」と願ったものだ。少なくとも、異色の漫画家と国民的作家の二人にそう思わせる何かが織部にはあるのだ。もちろん、自分も、読者として、こんなラストが史実であって欲しい、と願ってやまない。


カテゴリー紹介 #マンガを読むとタメになる

情報源は新聞の見出しとマンガのみ。

それでも何とか世の中についていける。

マンガを読むついでにお勉強してしまおう!

【ウオーキングする人へ】自転車通勤者よりーー。


自転車通勤中、危なかっかしい歩行者に冷や冷やさせられることがある。寒くなって、ウオーキングする人も少なくなってきたので、そんな事も無くなってきたかと思いきや、この頃、なぜか、ちらほら見かけるようになった。



う〜む。久々に見かけた。一時期はかなり多かったけど、そろそろ絶滅したかな、と思ってた。でも、また、復活したのか? 


これって、ウオーキング教室だかで教えてるんだろうか? 講師のセンセイ、頼むから公道ではやらないよう、キツく言っといてください。


足踏み者は、初めて見たパターン。狭いけど、抜け道なのでクルマがよく通る所だ。後で、考えたのだが、認知症が徘徊してる間にヒドくなると、歩き方も忘れて前に進めなくなったりするなんてことがあるんだろうか? そうでも無いとしたら、なぜ、あんな場所で足踏みを? 気になる……。


後ろ向き者は少なくなったけど、車止めの所で、腕立て伏せや脚のストレッチをやる人は減らない。冬になっても真面目にやってる。自転車で車止めの狭いところをすり抜けるたびに冷や冷やする。公園あたりでやってくれ。


この手の人たちは、全く悪いとは思ってないようで、避けようとか、ちょっと身体をずらそうとかする気配は微塵も感じられない。


いくら車止めの内側エリアだからと言って、歩行者天国でもないんだけどね〜。歩行者がすり抜ける時も邪魔になると思うんだけど……。


川に向かって、ラジオ体操や気功だかをやる。さぞかし気持ち良いだろう。良い気も体内に入ってくるかも。でも、狭い箇所ではやめて欲しいな〜。景色の良いところでやりたいのは良くわかるけど。て言うか、狭い道で後ろへ上体そらしするとマジに危険!


川沿いの遊歩道&サイクリングロード。道幅は、間口一間、両手を広げたぐらいの幅。歩行者が左はじを歩いていて、自転車で右側を追い越していこうとするとき、突然、腕を振り上げた人が居た。歩きながら体操やってたのかな?


こちらはダメージ無かったけど、相手は痛かったんじゃないかな。一度、杖かストックだかを持ちながら腕を振り上げた人がいて、接触しそうになったときは、こっちも怖かったーー。


後ろ向き者よりも、Uターン者の方が怖いかもしれない。唐突にUターンする。その場で回れ右してくれるならぶつからないけど、回りこむような感じでUターンするので、右側を追い越そうとした自転車とカウンターでぶつかりそうになる。過失割合がどうなるのか分からないけど、自転車の方が分が悪いんだろうなあ……。


夜ランする人は増える一方。仕事終わったあとに走るなんてえらいなあ、と感心するけど、なんで、夜なのに全身真っ黒なファッションなのか? 


もちろん、反射テープや赤い点滅ライトを身につけてる人はちゃんと居る。どうも、安全にとても気を使う人と、全く気を使わない人と、二極分化が進んでる気がする。夜、黒い服装で走る人を、「黒い忍者」と呼んで恐れている。


番外編だが、「白い忍者」も居る。年に2〜3度、朝、川沿いに霧が立ちこめることがあるんだけど、そんなときに限って、全身白っぽい服装。なんでやねん! スピンオフで「緑の忍者」もいるでよ〜。


クルマが入ってこない川沿いの遊歩道&サイクリングロードでは、並んで道をふさいで歩く人は珍しくない。たいていは自転車に気づいて端に寄ってくれるけど、おしゃべりに夢中なお婆ちゃんたちには「通りま〜す。ありがとうございま〜す」などと言って通ることになる。


一度、聞こえよがしに、「こんな所を自転車が通るの」と憎々しげに言われたことがあって、がっくりきた。自転車が人をはねて、一億円もの損害賠償金額が話題になった事故があった頃だったか。


どうも、自転車は車道にも歩道にも居場所がない感じで、悪口を言いやすいのか、目の敵にされてるような気がする。


もちろん、自転車乗りにもマナーが悪い者がいることも承知してる。ロードバイク乗りは一人で走ってるときは大人しいけど、集団になると周りを顧みなくなるようだ。これじゃ暴走族と同じである。


家の近くにあるサイクリングロードは整備されて、道幅も広くなり、休憩所やトイレも新しくできた。でも大勢のライダーが集団で暴走するようになり、休日はなるべく近づかないようにしてる。まぁ、冬のこの時期は、走ってるロード乗りも少ないけど。


街中でも、ロードバイク乗りやマウンテンバイクなど、いわゆるスポーツ自転車に乗ってる人間は、そこそこマナーを守ってると思うけど、ママチャリの暴走っぷりは、正直、どうにもならない。て言うか、一緒にされても困る。せめて走りスマホは止めて欲しい。


自分の場合、自転車通勤からスタートして自転車にハマり、今は、徒歩通勤などウオーキングへと移行中だ。自転車も歩行者も、上手く共存できたら、と願わずにいられない。


何より「身を守る」と言うことを真っ先に考えたい。事故にあってから、「そっちが悪い!」と言ったところで、もう手遅れだったりするんだし。


カテゴリー紹介 #自転車通勤 #徒歩通勤

「やまめ乗り」で29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)に乗って自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)を数年継続。

セカンドバイクはクロモリのロードバイク

ブルベ経験有り(SR取得)。

現在は、時々、ウオーキングでの徒歩通勤も始めた。

自転車とウオーキングと交互にして通勤できないかと試行錯誤中!

自転車の教科書

自転車の教科書

自転車の教科書 ー身体の使い方編ー (やまめの学校)

自転車の教科書 ー身体の使い方編ー (やまめの学校)

【鷹の師匠、狩りのお時間です!】川沿いで見かけるオオタカ、そして「鷹匠」の世界はこうなっていた。


鷹の師匠、狩りのお時間です! 1 (星海社COMICS)

鷹の師匠、狩りのお時間です! 1 (星海社COMICS)



自分がアウトドアには、とことん向いてない人間と言うことは、さすがに理解できるようになった。過去、山奥での自給自足の生活に憧れていたことは、黒歴史とまでは言わないけれど、恥ずかしすぎて人には言えない。


何しろ、家庭菜園を始めようとする段階で、あっさり挫折した。しょせん、街中で、スーパーと図書館が無いところでは生きていけない身の上なのだ。


だからなのか、自給自足してる人には憧れがあって、そのての本やマンガがあると必ず手に取ってしまう。中でも猟師系は、ジビエ料理への興味もあいまって、すぐに目がいってしまう。

山賊ダイアリー(1) (イブニングコミックス)

山賊ダイアリー(1) (イブニングコミックス)


ささやかだけれど、某ハンバーガーショップの鹿肉バーガーを食べたりして、ほんとに、あっさりだな〜と思ったり、ふるさと納税でイノシシの肉を取り寄せて悪戦苦闘したりした。いや、美味かったけど(笑)。


今回、読んだのは、猟師ではなく「鷹匠」! さらにニッチな存在だ。これまで鷹匠がらみの本を読んだのは、『釣りキチ三平』で有名なあの方の作品を読んだときぐらいだった。


この作品は「マタギ」がテーマなはずなんだけど、なぜかマタギのあり方に悩んで、最後の方で鷹匠になったり、災害に巻きこまれたりする、不思議な作品だった。


作者も後書きで、出版社とのトラブルがあって連載を続けられなくなったことを書いていた記憶がある。


検索してみたら、文庫版で復刻されていた。マタギ鷹匠の様子を教えてくれる貴重な作品だったし、まずは、めでたい!


そして、鷹匠の決定版と言えるのが本書だ。こんな素晴らしい作品がネットで無料で読めるなんてーー。しみじみと良い時代になったもんだ。

『鷹の師匠、狩りのお時間です!』ごまきち | ツイ4 | 最前線
めざせ人鷹一体! オオタカの”師匠”と共に生き、自然を学ぶ。都会型鷹狩りエッセイマンガ!星海社COMICS『鷹の師匠、狩りのお時間です! 2』コミックス2巻、発売中! 本でしか読めない描きおろしマンガ...


自転車が趣味で、自転車通勤や休日のロングライドで川沿いのサイクリングロードを走るけど、たまにオオタカを目撃することができる。


大きな翼を広げて、悠々と飛んでいる姿は、思わず見とれてしまうほどだ。


その一方で、オオタカが、カラスの群に追い回されているのを目撃したこともあった。タイマンならオオタカが勝つだろうけど、群で組織的に攻撃されるとカラスの方が強いのかな? と思っていたりした。


本書を読んで、初めて分かったのだが、オオタカは一年目はヒヨッコで、二年目からは、胸の模様が縦筋から横筋へと、がらりと見かけが変わるように、ステージが一気に上がるものらしい。


逆に言うと、オオタカは生まれてから一年目ぐらいは、カラスによくなめられるそうな。カラスに限らず、野鳥はオオタカだからと言って、無闇に恐れるわけではないらしい。大自然は厳しい。みんなしたたかに生きているのだな〜。


鷹匠は、現在、二流派に集約されて、筆者は、「お殿様に鷹を渡す作法」教わったそうだ。こんなクラシックな話題から、獲物が鳥インフルエンザにかかっているとオオタカに感染してしまいやしないか、と心配する現代的な話まで盛りだくさんだ。


鷹匠には憧れるけど、自分のひっかき傷の肉を、オオタカに「味見してみる?」と食べさせるぐらいの強いメンタルが無いと無理なんだろうな〜。ちなみにオオタカは、作者の肉はマズくて好みに合わなかったらしい(笑)。なんとなく、ほっ。


鷹は馴れないよ 慣れるだけ


鷹に取って利用価値のある存在になって認められたい。それこそが鷹匠の願いだ。なんてリアルな関係だろう。厳しすぎて、とても自分には無理だと思うから、その分、余計に憧れてしまう。

鷹の師匠、狩りのお時間です! 2 (星海社COMICS)

鷹の師匠、狩りのお時間です! 2 (星海社COMICS)


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【一の食卓】マンガと歴史と新選組と文明開化とグルメと洋食と


マンガが好きで、歴史が好きで、文明開化の頃が何となく好きで、グルメマンガも大好きだ。


ついでに、新選組物も、好きって訳じゃないけど、つい読んでしまう。結局、好きなのか? しょせん「人斬り集団だ」なんて思いつつも、ついつい、手に取ってしまうよな〜。


そんな訳で、図書館から借りてきた『一の食卓』は、大変、楽しく読ませていただいた。新選組で生き残った「斎藤一」が、なぜかフランス料理店に住んで密偵をやる話だ。

一の食卓 1 (花とゆめCOMICS)

一の食卓 1 (花とゆめCOMICS)


斎藤一は、『るろうに剣心』でも重要キャラだった。幕府側の人間だったのに、新政府に雇われて働く。普通なら変節漢とか言われそうなんだけど、そうはならないのが「新選組の生き残り」でタダ者ではない圧をまき散らしているからだろう。


『一の食卓』には、斎藤一だけじゃなくて、永倉新八原田左之助など、新選組生き残り大集合で楽しかった。沖田総司がイマイチ影が薄かったので、沖田ファンは物足りないかもしれない(笑)。


小説やマンガを読んでいると、特に歴史物を読んでいると、だいたい、物語としてクライマックス、盛り上がったところで終わるので、「その後、どうなった?」「最後は、どんなだった?」と知りたくなってしまうのだ。


特に、司馬遼太郎先生は、日本人を元気づけようとして書いてるせいか、悲惨な晩年なんかは、ばっさり省略する傾向があった。まぁ、長編は、主人公に好意的に書いて、短編はシビアに書いたりして使い分けたりしてたようだけど。河井継之助なんかがそうだったなあ……。※短編のタイトルは『英雄児』。

馬上少年過ぐ (新潮文庫)

馬上少年過ぐ (新潮文庫)


自分自身、派手に活躍して若くして死ぬよりも、しぶとく生き残るタイプが好きなので、余計に、そう思うのかもしれない。三国志なら、孔明より仲達、戦国時代なら、細川幽斎あたりが好みのタイプだ。あまり、理解はされないが……。


『一の食卓』は、新選組サバイバーが出てくるだけでなく、舞台となる文明開化の時代も好きだ。洋物と和物が、ごっちゃになってるあの感じ。『るろうに剣心』がヒットする前は、文明開化の時代は当たらない、と言われてたそうだけど、もっと大勢の人に描いて欲しいものだ。


そして、マンガの中ではグルメ漫画が好きで、個人的には洋食が好きなので、この『一の食卓』、何から何まで好みなんである。同じく、文明開化時代の洋食グルメものは市川ジュンさんも描いていた。こちらもオススメ。


時代の変わり目は、どうしても右往左往してしまうけど、「美味しいものを食べてほっこり」は新しい時代も古い時代も共通だと思う。


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『知的生活の設計』読了。大まかな方向性を決めて好きな事を追求しよう。ストック=アウトプットになる時代だ!


「知的」なんて気恥ずかしくて、なかなか口には出来ないけれど、本を読んだり、マンガを読んだり、音楽を聴いたり、スマホをイジったりするのが好きなら、「知的生活を送ってる」と言い切ってしまって良いのかもしれない。

そこに新しい情報の積み上げあるならば、それは「知的生活」なのです。


「オタク的生活」と大して変わらないけど、パッケージを変えればイメージが良くなるようなものだ。


「知的生活」に関しては、すでに名著がいくつかあるけれど、本書は「設計」と言うコンセプトが盛りこまれているのが新しい。

知的生活の方法 (講談社現代新書)

知的生活の方法 (講談社現代新書)

知的生活の方法 続 (講談社現代新書 538)

知的生活の方法 続 (講談社現代新書 538)


知的生活で10年後の人生を設計する

10年後なんて考えたことも無かったけれど、良く考えたら、10年後も20年後も30年後も、代わり映えしない生活を送ってるような気がする。

相変わらず、本を読んだり、マンガを読んだり、音楽を聴いたり、スマホをイジったり、もしかしたら旅をしていたり……。


どうせ似たようなことを続けていくのなら、作者の言うとおり、ほんのちょっと「知的積み上げ」をするのも悪くない。


と言っても難しいことじゃない。マンガを読んだら、感想をつぶやくぐらいのものだ。


幸い、SNSなどネットサービスのおかげで、「知的積み上げ」がそのまま「情報発信」になる。楽で便利な時代になったもんだ。


「習慣」のゆるやかな積み上げカギになる

「量が質に転化する」

「好きなこと」が価値を生む

どうせ、だらだらと、好きなことを読んだり聴いたり観たりしていくのなら、自分の好みのコンテンツについて、要約や感想をストックしていくのもよい。

のんびりとやっている内に、10年後には、ストックが思いがけない量に積み上がっていたり、何かライフワークになっているかもしれない。


もう一つ、改めて考えさせられたのは、「知的生活」と「知的生産」との違いだ。ネットのサービスのおかげで、知的生活と知的生産は、限りなく近づいてるけど、それでも、一線を画するべきでは? と。


一昨年からブログを始めて、去年からTwitterを始めた。このため、フォロワーを増やさなきゃ、何か努力しなきゃ、と言う気になってしまっていた。


とにかく更新する量を増やさなきゃとか、バズりやすいテーマを選ばなきゃとか、インフルエンサーの目にとまらなきゃとか、これからは動画の時代だとか、将来的にマネタイズしなきゃとかーー。


中途半端に何か対策を考えなきゃ、と思っていたけれど、承認欲求を欲しがるよりは、自分の好きなことを積み重ねていく方が先決ではないかのか?

自分自身の興味や発見を積み上げることでやがて未来がひらけるだろう


あと、本書を読んで、今さらプログラミングを覚えるのは無理としても、「IFTTT」や「Zapier」を覚えて、諸々の作業を自動化出来るようにはなりたいな〜、と思った。新時代の知的生活には、プログラミングの知識が必要不可欠になるのかな?


ネットをハードに使っているなら、もう「知的生活」を送ってると考えた方が良い。で、本書を読んで、今の生活を改めて振り返る。少なくとも、自分は、タイミングの良いときに本書に出会えて幸運だった、と思っている。


カテゴリー紹介 #ライフスタイル

ネコのように丸くなって暮らしたい……。

特別な夢や本当にやりたいことは無いけれど、ストレスフリーで快適な毎日を過ごしたい。

人混みと満員電車と行列と渋滞と人づきあいが苦手で、インドア&地元で過ごしがち。

最近は、読書しながら旅でもしようか、ともくろんでいる。

年300万円で、コストのかからない「健康で文化的な最低限度の生活」を目指して試行錯誤中。

【歴史】複数の小説・マンガを脳内リンクしながら読んでいく楽しさについて


図書館で『へうげもの』を借りてきて読んでいる。戦国武将の古田織部が主人公。茶道や数寄で有名だ。

へうげもの(1) (モーニングコミックス)

へうげもの(1) (モーニングコミックス)


読んでいたら、公家で近衛信伊と言う人物が出てきた。どこかで聞いたなあ、と思いながら読んでいると、この近衛信伊が大食いである、と言うエピソードが出てきた。ああ!


この人、『イシュタルの娘』で、小野於通の旦那な人だ。小野於通は、教養、特に書道を武器として、戦国時代をフリーランスで渡り歩いた才女。実在の人物だ。於通の思い人が、さっきの近衛信伊。ただ、この関係はフィクションである、と作者の大和和紀さんも後書きで書いていた。


近衛信伊は、『へうげもの』ではヒゲのおっさんだけど、女性マンガの『イシュタルの娘』ではイケメンだ。このギャップには、ちょっと笑ってしまう。


でも、『イシュタルの娘』でも、近衛信伊は、たいそう大食いであったと言うエピソードが出てくる。両方の作品に出てくるぐらいだから、史実なのかもしれない。


念のため、ウィキペディアで調べてみたら、大食いの記述は無かったけど、大酒飲みではあったようだ。

  • 近衛信尹 - Wikipedia

  • 歴史好きにとって、こんな風に、作品と作品が思わぬところでリンクしているのを発見すると、思わずニヤリとしてしまう。


    そう言えば、『イシュタルの娘』も、小野於通って、池波正太郎の『真田太平記』に出てきてたよなあ、と思いながら読み始めたのだった。

    真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

    真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)


    実を言うと、『へうげもの(全25巻)』は、最初に21〜25巻を読んで、次に16〜20巻を読み終えたばかりだ。


    もちろん、1巻から順番に読んでいきたいのはやまやまなんだけど、1〜10巻あたりは、もうすでに誰かが借りてしまっていたのだ。


    この図書館では、基本的にシリーズ完結したマンガしか置かない方針で、購入したら、一気に25冊全部棚に並べてしまうので、早い者勝ちになる。だから長いシリーズだと、終わりの方が棚に残っているわけだ。


    順番に1巻から読んでいこうとすると、かなり待たされることになるので、終わりから読むような変則的な読み方になってしまった。この手のことはよくある。1回に借りられるのは5冊までだし。


    まあ、タダで読めるんだから、文句も言えない。第一、マンガを置いてくれる図書館自体、貴重な存在なのだ。


    ところで、『へうげもの』は16〜25巻まで読んだわけだけど、小野於通は出てこなかった。1〜15巻を読んでも出てこないかもしれないなあ。


    でも、代わりと言ってはなんだけど、出雲の阿国は両作品にけっこう出ていた。『へうげもの』の方では、意外な人物とくっついてたりする。


    あるキャラが別の作品では、どんな風に取り上げられているかを読むのも、歴史小説・歴史マンガの楽しみだ。


    例えば、織田信長は、司馬遼太郎の『国盗り物語』に出てくるのが一番好きだし、明智光秀は『信長の忍び』に出てくるキャラが好きだ。

    信長の忍び 1 (ジェッツコミックス)

    信長の忍び 1 (ジェッツコミックス)


    ついでに本能寺の変の謎については、『最後のレストラン』説が一番、しっくりくる。いろいろ読んで脳内リンクしていくのが楽しみだ。


    カテゴリー紹介 #マンガを読むとタメになる

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    【iPhone&AirPodsで聴く生活】①なぜかラジオ、②Kindle読み上げ、③Amazon Music


    最近、耳で聴く機会が増えてきた。Amazon MusicKindleの読み上げサービスでの「耳読」、まさかのラジオなどーー。


    世間では(ネット界では?)、5Gだ、動画だ、YouTubeだと騒いでいるけど、自分の場合、動画は、ほとんど観ない。代わりに、聴くようになってきた。聴くのは「ながら」で、できるからだ。


    もう一つ、聴くことを始めたのは、iPhoneAirPodsの便利さによるところが大きい。何ごとも面倒くさがりで、おまけにデジタル音痴だ。この2つの組み合わせが無かったら、今でも、聴く生活は始まってなかった、と思う。


    もちろん、Androidスマホでも同じことができるだろうし、iPhoneよりも性能が良く、コスパも申し分ないのかもしれない。でも、恐らく、最初のハードルはiPhoneの方がずっと低い。万年初心者の自分が、iPhoneからAndroidへ移行できない大きな理由だ。


    さて、現在は、こんな感じで聴いているーー。


    朝、起きてから、サファリでNHKのラジオニュースのページを立ち上げて、新しいものから順番に聴いている。

    NHK ラジオニュース
    地域 : 東京受信料の窓口BSメッセージ消去よくご覧になる地域を選択してください。選択した地域の「番組表」が自動的に表示されます。現在設定中の地域 : 東京NHKオンライン トップ閉じる日本、そして世...


    デジタルなスマホで、アナログなラジオ? と言うのも妙な話だけど、なぜか、しっくりきてる。


    もともと、後述するKindle読み上げサービスを使っていたのだが、操作が面倒なのと、朝の寝ぼけた頭が、ニュースと相性が良い、と気づいて、こうなった。


    ニュースアプリも、色々、探してはみたけれど、どれも一長一短あって、時間が長過ぎもせず短すぎもせず、アクセスや操作が一番楽で、信頼性が高そうなのが、NHKラジオのニュースだった。う〜ん。今でも意外だ……。


    ちなみに、NHKラジオのアプリもあるけど、使いづらいので、サファリからNHKラジオのページを呼び出す方法に落ち着いた。Amazonもそうだけど、シンプルな使い方をする人間に取って、アプリの方が、かえって大袈裟になって使いづらいってことが、よくある。


    朝、起きてから出かけるまでの約一時間、半分、寝ぼけたまま、ラジオニュースを聴きながら、朝の準備をし、朝食を食べる。これまでは、新聞を読みながら、もそもそと朝食を食べてきたけど、基本的にやってることは変わりないのかもしれない。



    Kindleの読み上げサービスを「発見」した時は、これからは、ひたすら「耳読」していこう! と意気込んでいたけれど、今では、トーンダウンして落ち着いている。


    結局、Kindleの読み上げの場合、1ページ読むと、ページ最初に戻ってしまい、もう一度読むと止まってしまう。だから、1ページごとに、操作をしなければならず、これが面倒くさい。


    文字を小さくして、読んでくれる量を増やすなどしているけれど、まぁ、焼け石に水、だ。面倒くさいことに変わりない。


    何とか読み続けてくれる方法は無いものかと、検索してみたけれど、今のところ画期的な方法は見つかっていない。たまに、するっと次のページへ移ってくれることもあるんだけど、滅多に無い。移ってくれるときと、くれないときとの違いも、分からない。


    あとは、Amazonオーディブルを使う方法も考えた。月1,500円で、朗読されたコンテンツを聴けるサービスだ。ただ、コンテンツ数も少ないし、月1,500円出してまで、と踏みこめない。Amazon 読み放題にも、月1,000円、払ってるしーー。

    Audible (オーディブル):本は、聴こう。|ボイスブック・オーディオブック配信・サービス|Audible.co.jp
    人気作家のベストセラーから名作まで、ビジネス、自己啓発、小説、落語、洋書など20以上の豊富なジャンル。Audibleでしか聴くことのできないスペシャルコンテンツも。38か国語の海外コンテンツと国内コン...


    そんな訳で、今は、徒歩通勤してるときや、歩いて買い物してるときだけ、Kindle読み上げを聴いている。


    最初からずっと、『村上さんのところ』を聴いているけど、まだ、終わらない(笑)。まあ、気長に聴いていくつもりだ。それでも、52%くらいから、現在、74%ぐらいまでは読んで(聴いて)きた。読み上げサービスを使わなければ、いつまでたっても読み終わらなかっただろう。

    村上さんのところ コンプリート版

    村上さんのところ コンプリート版


    ところで、Kindle読み上げには、向いてる本向いてない本があると思う。もちろん、人によって違うと思うけど。


    やたらと新しい言葉がちりばめられているビジネス本なんかは、良く聴き取れないから向いてないような気がするな〜。一度、読んだ本を再読したり、エッセイみたいなユルい本の方が向いてる気がする。


    村上さんのところ』を読み終えたら、『すべての男は消耗品である。』でも読もうか、と思っている。ダブル村上なのは偶然。現在、Amazon 読み放題で「連載30周年記念・完全版」が読める。


    その他、もちろん音楽も聴いている。だいたい、平日、帰宅して、晩ご飯を食べて、ベッドへダイブしてからは音楽を聴きながら、本やマンガを読んだりスマホをイジったりするのが定番だ。特別に音楽にこだわりはなくて、Amazonプライムに入っている関係で、Amazon Musicのプレイリストを適当に聴いている。


    最近は、Amazon MusicにAlexaの機能がついてるのを、ようやく発見した。「Hey Siri」と同じように、「Alexa ラテン音楽かけて」などと命令しては時代の最先端を行ってる気分に浸る。


    ちなみに、「ラテン音楽かけて」はやってくれるけど、「キューバ音楽かけて」はダメだった。「流行のポップミュージックかけて」もダメだったなあ。まぁ、呼びかけ次第だと思うので、いろいろ試してみよう。


    iPhoneAirPodsの組み合わせになってから、「聴くこと」が増えた。これに、Amazonを追加しても良いかもしれない。今、考えてるのは、AirPodsを、もう一つ買ってしまおうか、てことだ。


    だいたい、AirPodsは2時間ちょい使うとバッテリーが切れる。ケースにセットすると、10分ぐらいで7割ほどチャージしてくれるので、まぁ、耳を休めると思えば良いのかもしれないけれどーー。


    ちなみに、コンセントにつないでなくても、ケースに充電できてれば、出先でも、ケースからイヤフォンへと充電してくれる。


    AirPodsは音声入力の時のマイクとしても優秀なようだし、電話でも使えるようだ。iPhoneAirPodsの組み合わせでの「聴く生活」は拡大していきそうだ。


    カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま 

    空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。